「はめふら」第2話は、新キャラクター登場です。
それぞれゲーム中に登場する、カタリナの今後を左右しかねない2人。しかし、ゲームとはすでに少し違う展開を見せているようで……?
どんなキャラクターなのか注目しながら見ていきましょう!
※アイキャッチ画像ならびに本文中の画像は、© 山口悟・一迅社/はめふら製作委員会様公式HPより引用しています。
メアリ、アランが登場!カタリナと2人の関係は?
第2話のストーリーまとめ!
スキルアップのため、畑仕事に精を出すカタリナ。いつしかそれが趣味にまでなっていた様子です。しかし、彼女が植えた野菜は、上手く育っていません。一体なぜ……?
そんな折、カタリナの元にお茶会の招待状が届きました。そこは貴族たちのプチ社交界。母はカタリナはマナーがなっていないから、と参加に反対しますが、父は実践で学習するといいと参加を促してくれます。
そしてカタリナは、お茶会でメアリ・ハントと出会います。
メアリが庭で美しいバラの数々を育てていることを知ったカタリナは、庭の野菜について相談。メアリに家にまで来て見てもらうことになりました。
カタリナの畑を見て、水と肥料が十分に行き渡っていないのでは?と指摘したメアリ。さっそく2人で、新しい畑に植え替えることに。幾日もそうして畑を通じて交流している内に、メアリとカタリナはすっかり仲良しになっていきました。
後妻の娘で、その母親も今は死んでしまったというメアリ。家では姉たちにいじめられ辛い思いをしていたようです。カタリナとの交流は、そんなメアリの心を癒やしたことでしょう。
しかし、問題発生!メアリと仲が良くなりすぎたカタリナのもとに、第4王子のアランが殴り込んできます。メアリと婚約したアランでしたが、カタリナのことを好き過ぎるメアリがアランとの約束をそっちのけにしてカタリナと遊んでいたため、文句をつけにきたのです。
アランも「FORTUNE LOVER」に攻略対象として出てくる人物。カタリナにとって警戒するべき相手なのに、知らぬ間に近づいてしまっていました。これは失策……。
メアリをみだりに誘惑するな!というアランに、あなたの話がつまらないからでしょ!と言い返してしまうカタリナ。怒ったアランは、カタリナに勝負を投げかけます。が、カタリナの決めた勝負題目である木登りで、アランはカタリナに手も足も出ません。
アランは再度勝負を挑みますが、何度やってもカタリナには勝てません。よほど悔しかったのでしょう、アランはそれから毎日のようにやってきて勝負を持ちかけますが、そのたびにカタリナに負け続け。しかし、その勝負を通じて、いつしかアランもカタリナと仲良しに……?
そんなある日、ジオルドの訪問中にアランが押しかけてきます。ジオルドの前で木登りはまずいと思ったか、いい加減木登りじゃ相手にならないと思ったか、カタリナは勝負方法をピアノに変更。しかしここでアランがすごい才能を披露。アランはピアノが抜群に上手だったのです。
カタリナもこれには拍手!しかし、アランは素直に受け取れません。兄と比較しこれぐらいしか特技がないと自嘲するアラン。ですがカタリナは、向き不向きがあるのだからジオルドと比べなくても、と言って励まします。
ジオルドに苦手なものなんて聞いたことがない、と言うアランに、カタリナはこっそりと教えます。ジオルドはヘビが苦手だと。実際、カタリナの投げつけたヘビのおもちゃにビビりまくるジオルド。本当に苦手なんですね。
怒ったジオルドに、木登りしていたことを母親にチクられたカタリナ。こってりと絞られましたが、ジオルドが苦手なものを掴めたのは収穫……!殺されかけても、この手があれば逃げ切れると分かったのですから!
破滅フラグを回避する方法が1つ見つかったところで、第2話は終了します。
緑の手、野猿……面白ワードがバンバン登場!
第2話の名ゼリフ・迷ゼリフ!
メアリの手は、緑の手なんだわ!(カタリナ)
メアリの助言によって野菜が育った際、感動したカタリナが言ったセリフです。植物を育てる才能がある人を褒め称える言葉……ですが、これ、ゲーム中でアランがメアリに言ったセリフだったりします。丸パクリです。しかも、この世界ではメアリがアランに対し、カタリナからそう褒められたと先に言ってしまうことに。
アランの決めゼリフを奪ってしまい、フラグをへし折ったかに見えたカタリナですが、とりあえずゲームの展開通りにメアリとアランは婚約します。しかしこのフラグへし折りが今後どう影響するか……覚えておきたいポイントです。
メアリさまは、きっともう大丈夫だよ(キース)
メアリの不幸な境遇を知りつつも、彼女がカタリナと仲良くなった際につぶやいたセリフです。
お茶会でもお菓子に夢中だったカタリナと違い、キースはメアリのことをよく観察していました。
ゲーム内では孤独をこじらせる設定のキースですが、こうして人のことをよく見ていることからも、他人からどう思われているか、他人がなにを考えているか、そうしたことに敏感なキャラクターなのかもしれません。
第2話を見る限り、キースはすっかりカタリナになついていますね!さて、これが未来へいい影響を与えるとよいのですが。
前世で野猿の異名を取ったこの私に勝てると思うなよ!(カタリナ)
この直前、カタリナの「あなたに魅力がないのよ!」の方を取り上げるかどうか迷いましたが、あまりにも面白かったのでこっちを(笑)木登り勝負でアランに圧勝した際、カタリナが心の中でつぶやいたセリフです。野猿って……君、前世で女子高生だったよね?野猿呼ばわりされてていいのか?(笑)
しかしこのシーン、木の上から不敵にアランを見下ろすカタリナの姿は悪役そのものです(笑)カタリナは中身は17歳(+9歳)なので、同い年の男子など相手にならないのは確かにわかりますが……こうした余裕(ある意味での見下し)が、実際に悪役っぽい立ち位置を築いてしまわないか。少し心配です。
直後のシーンでの、アランの「次こそは絶対に勝つ、覚えてろよ~!」といういかにもな捨てゼリフも含めて、ここは爆笑なポイントでした!!
心の中では、俺を出来損ないだとバカにしてるんだろ!(アラン)
ピアノ勝負で勝ったはずのアラン。しかし、拍手したジオルドに対して叫んだのがこのセリフです。直後のシーンでも、カタリナに対し自分は兄の残りカスだと言われていることを口にします。
双子の兄、ジオルドに対しコンプレックスを持っているのはゲーム中でも示されているのですが、ジオルドの前でもそれを言ってしまうあたり、2人の関係はかなり深刻なもののように見えます。
ゲーム中では、アランもキースも幼少時にトラウマを抱えてしまいますが、女主人公にそれを癒やされるという展開になっています。一方、この世界ではその役割をカタリナが行っているような……?
これがどういう意味を持ってくるのか、注目したいところです。
メアリたちを惹きつけるカタリナ、彼女の優れた力とは?
なぜカタリナはみなを惹きつけていけるのか?探ってみた
メアリとアラン、新しいキャラクターが登場した第2話。
いずれもゲームに登場するキャラクターであり、今後のカタリナの運命に大きな関わりを持ちそうな雰囲気です。
セリフ解説パートで見たように、カタリナはそんな2人に対して優しい言葉を投げかけています。まぁセリフそのものはゲームの丸パクリだったりするわけですが(笑)、なんにせよメアリもアランも、それによってカタリナに親近感を感じ、仲良くなっていきます。
キースも含めて登場人物たちを惹きつけていくカタリナ。彼女はなぜみんなの心を掴むことができるのか?ちょっと考えてみました。
まず、今のカタリナは飾らない性格であるのが大きいかと思います。もともと、カタリナは前世の記憶を取り戻す前はわがまま放題の自分勝手なお嬢さまでした。あんな人物とは、誰も仲良くなりたいとは思わないでしょう。
しかし今のカタリナは、前世の記憶を取り戻し、かなり庶民的な性格になっています。立場に関係なく人と接し、思ったことをすぐに口にする率直さは、貴族らしからぬ性格ともいえます。逆にそれが、貴族社会の中で窮屈な思いをしているメアリやアランの心を捕らえているのではないでしょうか。
褒めるのは難しい。でも褒められれば嬉しい!
そして、カタリナは相手のいいところを見つけ、褒めることに長けていることも大きなポイントかと思います。メアリに対しては植物を育てる才能があるといい、アランに対しては音楽の才能があると褒めるカタリナ。特にメアリは、これによってカタリナに完全に心を開いていきます。
人間誰しも、自分が得意なことを褒められれば嬉しいもの。長所を褒めて欲しい、と心の中で思う人は多いでしょう。一方、人と接するときにその人の長所を見ているか?それを褒めているか?自分にそれを問いかけると、ちょっと自信がなくなってしまう……
自分のことは長所を見て欲しいと言う割に、他人のことは欠点ばかり目についてしまう、長所を見つけても恥ずかしくて褒められない、これもまた人間というものでしょう。
ですがカタリナは違います。カタリナはその人の長所を見つけ、褒めることができる性格を持っています。これは人間関係を作る際、とても大きなアドバンテージになり得ます。だって、上で見た通り、人はみんな自分の長所を褒められたいと思っているのですから。褒めてくれる人のことを悪く思う人は少ないでしょう。
一方カタリナは、アランに対し「魅力がない」と直言してしまうように、悪いところもズバズバと言ってしまう性格の持ち主です。もっともこれはカタリナの素直な性格ゆえ、と捉えることもできますし、そうした素直な人が言うからこそ、褒め言葉はより響くもの。褒めてばかりじゃ「こいつ裏があるんじゃ?」と思われても仕方がないですから。アランに対するジオルドはまさにそんな感じですね。
素直な態度で人の長所を褒める……それが人間関係を円滑にする大切な要素。しかし、頭ではわかっていながら、実際にはなかなかできないことでもあります。
読者の皆様も、カタリナを見習って身近な人の長所を見つけ、褒めてみましょう。きっといい反応が返ってくるはず!
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