「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」 2話 感想 ~ 無念!菊花賞に出走できず……その胸に去就する想いは?

© 2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会

嗚呼……気づくともう1月も終わり。なのによーやっとウマ娘の2話レビューとか……
今年もズルズル同じパターンか?それともここから頑張れるか?自分自身、頑張りどころだと思っています!

さてそのウマ娘第2話。前回のラストで見たとおり、やはりトウカイテイオーには異変が起きていました。彼女はそこから這い上がれるか?見ていきたいと思います!

※アイキャッチ画像ならびに本文中の画像は、© 2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会様公式HPより引用しています。

トウカイテイオー骨折!菊花賞は絶望、か……?

第2話のストーリーまとめ!

ダービーを制したトウカイテイオー。しかしトレーナーが予感したとおり、彼女は骨折していました。目標とする菊花賞は5ヶ月後。通常であれば出走は不可能です。

しかしながら、トウカイテイオーとチームスピカは諦めません。リハビリプランを練り、それを実行し、支え……「無敗の3冠ウマ娘」という頂に向かって、トウカイテイオーを押し上げようとします。

トウカイテイオーの復帰を望む仲間たち。だけど現実は厳しい……
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だけど現実は厳しかった。結局彼女は全快することなく、菊花賞の日を迎えてしまいます。熱いレースを繰り広げるライバルたちを見ながら、なぜそこに自分がいないのか、と涙するトウカイテイオー。

ですが同期たちの熱い走りを見て、トウカイテイオーは再び闘志を燃やし始めます。無敗の3冠ウマ娘にはなれなかったけど、無敗のウマ娘という夢はまだ続いている……トウカイテイオーは再び夢に向かって走り出そうとするのでした。

第2話はここで終わります。

無念のトウカイテイオー、それを見つめる仲間たち

第2話の名ゼリフ・迷ゼリフ!

こんなところで止まるウマ娘じゃないさ(シンボリルドルフ)

自分のことを尊敬するトウカイテイオーを、誰より熱く見つめていたシンボリルドルフ。復帰して欲しい、3冠を制して欲しい……と熱く思っていたはずでしょう。

一方でそこに向けて苦しむトウカイテイオーの姿もまた、ずっと見つめ続けていたのもまた、シンボリルドルフでした。

画像奥がシンボリルドルフ。いいときも悪いときも、トウカイテイオーをずっと見つめ続けています。
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結果、菊花賞に間に合わなかったトウカイテイオー。シンボリルドルフは菊花賞当日に彼女に声をかけることはしませんでした。きっと、本人と同じぐらい悔しい気持ちを抱えていたに違いありません。

ですがトウカイテイオーの素質、努力を誰よりも認めているのもまた、シンボリルドルフです。這い上がる実力は絶対にあるという期待と、這い上がって来て欲しいという不安の気持ち……このセリフにはそんな全ての感情が詰まっているようで、見ていて切なくなります。

誰も僕に追いつけない……!(トウカイテイオー)

走れない期間中も、ずっとイメージトレーニングを積んできたトウカイテイオー。彼女は菊花賞当日も、ふいに「このレースに自分が走っていたら?」とイメージを始めます

自分と戦ってきた、自分を目標にしてきたライバルの中に自分を置き、自分ならこう走る、こう闘う、そしてこうして勝つ……彼女の中にはそのイメージが完璧に出来上がっています。

強い想いを持って復帰しようとしたトウカイテイオー。だけど現実はイメージ通りにはいかなかった……。
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ですが現実は無情。レースに走っていないトウカイテイオーがいくらイメージしようが、もう彼女は目標としていた菊花賞に勝利することはできない。

そのことを痛感させられたトウカイテイオー。ライバルたちの激走を見て流す悔し涙は、グッと来るものがありますね……!

このセリフは、考察パートでも取り上げたいと思います。

テイオーが出ていればなんて言わせない!(ナイスネイチャ)

自分が走っていないレースを見て悔し涙を見せるトウカイテイオー。しかし走っているライバルたちもまた、トウカイテイオーの姿を胸に闘っていたのです。

実力馬が怪我などで出走できない、というのは競馬の世界ではよくあること。そしてまた、そんなレースに限って野次馬ファンは「あの馬が出ていたらなぁ」と口にするものです。

これはライバル陣営からすれば胸がざわつく言葉です。トウカイテイオーが出ていないから勝てた、トウカイテイオーが出ていたら勝ってた……必死に闘ったあとにそんな言葉をかけられて、嬉しいものはいないでしょう。

トウカイテイオーの背中を追い続けたナイスネイチャ。いい味出してます。
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彼女たちにできることはただ一つ。トウカイテイオーがいなくとも、熱い走りを見せることで周囲を納得させる、そしてトウカイテイオーをも納得させる。そうすることで、自分たちが主役であることを証明する……そう考えて、必死に走る以外にない。

今回のストーリーの主役はトウカイテイオーです。しかし、その活躍もライバルたちとの熱い戦いがあってこそ。菊花賞にトウカイテイオーはいなかった。でもだからこそ、その存在感が一段と大きくなる……いないからこそ自分たちが頑張らねば、主役にならねばという強い気持ちが伝わる、とてもいいセリフでした!

訪れた挫折……だからこそ見えた、自分を支える仲間たち

勝利は出走してこそ……競馬界の真理

20年来の競馬ファンの私が愛読していたのが、ゆうきまさみ先生の「じゃじゃ馬グルーミン UP!」です。本格競馬ストーリーと、それを取り巻く周囲の人物たちの物語は今読んでもとても素晴らしく、おすすめしたい一作です。

さてその中で、私が大好きなセリフがあります。ベテラン騎手の竹岡竜二は、弟子である渡会佑騎に「ダービーを勝つ馬はどんな馬だ?」と問いかけます。佑騎があれこれ考える中、竜二は答えます。「ダービーに出られた馬が勝つんだよ」と。

レースに出なければ勝つことはできない……トレーナーもその想いを胸に、復帰への道を必死に探っている姿が印象的でした。
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これは競馬の世界の紛れもない真理で、どんな名馬であろうが、レースに出ていなければ勝てないのです。レースに出て初めて、勝ち負けを語ることができる。特に年齢制限があるクラシックレースならば、なおのこと。

自分が出ていれば、とイメージを持つトウカイテイオー。ですが彼女は、ゲートに入ることができなかった。この時点で彼女は負けている。トウカイテイオー自身、そのことを誰よりも分かっている

だからこその悔し涙だと思えば、切なさはより増していきます。

トレーナー、仲間たち、そしてライバル。みんなの想いを背に、再起を!

ですが、そんな彼女を支える仲間が数多くいたことが分かったのも、この菊花賞でした。トウカイテイオーの気持ちを汲んで、必死に復帰プランを検討するトレーナー。様々な方法で励まそうとするチームスピカのチームメイトたち。そして、不在だからこそ存在感を強く感じながら熱い走りを繰り広げたライバルたち――。

挫折を味わったからこそ見えるものがある。

エリート街道を突っ走ってきたトウカイテイオーは、その周囲の想いに気づいて、再び前を向くことができました。この展開は、王道でありメチャメチャ熱いものがありますね!!!

無敗のウマ娘になることを誓ったトウカイテイオー。
しかし史実を見れば、その道程はまだまだ波乱万丈が続きます。

さて彼女はこれから、どういった姿を見せてくれるのか?
続きに期待したいと思います!

菊花賞が11月3日?懐かしいレーシングカレンダー

余談ですが、菊花賞の日付が11月3日になっていますね。これ、見た瞬間「懐かしい!」と思いました。2000年までは、天皇賞→菊花賞、というのが秋のG1のカレンダーであり、11月の頭に開催されていました。ですが、2000年からは菊花賞は天皇賞の前の週になり、10月の第3週に開催されるのが基本です。

これは、11月の第4週にジャパンカップが開催されることから、菊花賞の勝ち馬が参加しやするためになされた変更だったと記憶しております。今だと11月の第1週はG1がなく、アルゼンチン共和国杯が固定的になっています。

本作は競馬ファン的には史実との比較も楽しい一作になっていますが、こんなところも「おっ」と思わせてくれるあたりが改めていいな~と思います!

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