ヒラナとチームを組むことになったレイ。ですが、実はクラスメイトが発覚?!レイがまさか、堅物の委員長がだったとは?!(って、見ればだいたい分かるんですけどね笑)
という驚き(?)の展開からどのように進んでいくのか、第2話を見ていきましょう!
ところで本作の記事中の名前ですが、本当はオフラインの時は平和、昭乃、令にするのが正しいかと思いますが、幸いにオンでもオフでも同じ読みですので、全てWIXOSSLANDのディーヴァになった際のカタカナ表記で統一したいと思います。
※アイキャッチ画像ならびに本文中の画像は、©LRIG/Project WDA様公式HPより引用しています。
チーム未登録のはずなのに挑戦が?!ドタバタな新チームの船出!
第2話のストーリーまとめ!
レイとチームを組むことになったヒラナ。ただそのレイは、悪い意味で有名人でした。すぐにチームを変えてチームメイトを切り捨てる冷たいディーヴァ、アブソリュート・レイと呼ばれていることを、本人も知っています。
しかし当のレイとしては、勝利のためにチームを選ぶのは当然と考えており、冷たいというより熱い一面を見せます。
そんな悪評もあまり気にしていないヒラナは、むしろ実力者レイとチームを組めることを嬉しく思っているよう。なのでさっそく、チーム名を決めるという作業に取り掛かります。ですが、チーム未登録のはずなのになぜかバトルの申込みが?!
なんと、ヒラナの適当な操作によって彼女たちは「NO NAME」(名無し)としてチーム登録済みだったのです。
そしてその相手は、かつてレイをチームメイトに誘ったこともある天才少女、Dr.タマゴ。チームメイトにも頭脳明晰なメンバーを揃えたチーム「うちゅをのはじまり」は、過去データから相手デッキを丸裸にする分析力があり、ヒラナたちは一方的に押されてしまいます。
しかし、ヒラナは対戦直前にブースターパックからたまたま引いたカードをデッキに入れていました。本来ならあり得ない凡ミスですが、これによって相手の分析を混乱させ、そこから勝利をもぎ取りました!
諦めなければ限界はない――ヒラナの口癖のような試合展開。これを見たレイは自分たちに、「NO Limit」というチーム名をつけたのでした。
第2話はここで終わります。
諦めなければ限界はない!ヒラナの想いにレイが共鳴!
第2話の名ゼリフ・迷ゼリフ!
叶えたい夢があるの、そのためには勝ち続けなければならない(レイ)
チームを結成しようとしたらまさかの同級生……この展開にヒラナもレイも動揺します。レイは自分自身の評判の悪さを自覚しているようですが、それは勝つために真剣だから。そしてなぜ真剣なのか?という理由について、彼女はこのセリフを言いました。
第1話でも触れましたが、WIXOSSのアニメといえば「願いを叶えるために戦う」というのがストーリーの重要なキーポイントでした。これまでのシリーズは、登場人物たちが一様にそれを目標に戦っていましたが、まさか本作でもその要素が出てくるとは。
これも第1話で触れたとおり、負けたらその代償としてひどい目に遭うわけですが、勝ったとしても幸せなことにはならない……これがWIXOSSシリーズのお約束でした。参加した時点で絶望が待っているという何ともトンデモな設定だったわけですが、今期もそう、なる、のか……?
シリーズを見続けたファンをやきもきとさせる、レイの勝負への参加理由でした。
みんなでチーム名なんて考えるの、初めて(レイ)
チームを結成したらチーム名を決めないと!と盛り上がるヒラナとアキノ。対象的に、チーム名なんて勝敗には関係ない……と関心が薄いレイ。ドライな彼女らしい反応です。
しかしあれこれと盛り上がるヒラナとアキノを見て、レイはこのセリフを呟きます。
レイについては、このセリフを中心に、考察パートでじっくり触れていきます。
諦めなきゃ限界なんてないんだから!(ヒラナ)
このセリフはヒラナの口癖であり信念であり、第2話の随所に出てきます。他の誰もが諦めるような場面でも、決して諦めない勝負根性を見せるヒラナ。しかし一方、これまではそれも根性だけで終わってしまいがちでした。
しかし今はそうではありません。ヒラナの横にはカードの知識が豊富なアキノ、戦略戦術に長けたレイがいるのです。そんな彼女たちに、ヒラナのガッツが加われば百人力!
第1話の記事で触れたとおり、見事に短所を補い長所を活かし合うチームになっていますね!
ても、ブースターで引いたカードをとりあえずデッキに加えるのはどうかと思うんだ(笑)結果的にそれで勝てたからいいものの……この第2話、ヒラナが謝り通しなのが面白いですね~。改めて性格がよく現れています。
自分を理解して欲しいレイ、ヒラナとの出会いで一歩踏み出す!
勝利のためにはどう思われてもいい、わけでもないレイ
第2話は、レイの素顔が大きなポイントになっています。
まずWIXOSSLAND内部では、レイは悪い意味で有名人です。自分の勝利のためにチームメイトを使い捨てのようにするディーヴァだと。事実、第1話の冒頭でレイは意識の低いチームメイトを突き放して解散しています。
ですが、レイ自身は自分の目的である「叶えたい夢」のために真剣に戦っているのだから、真剣に戦わないチームメイトと別れるのは当然だという考えを持っています。
まぁ夢叶ったらどうなっちゃうの?というのはセリフ解説パートで触れたのでここでは置くとして、レイが勝利に真摯・貪欲であることは間違いありません。
一方、彼女は自分自身の評判をかなり気にしている節があります。ヒラナとリアルワールドで初めて喫茶店で話したシーンでも、ヒラナにそのことを聞いていますし、学校でヒラナが友人からレイの悪い噂を聞いているときも複雑な表情を見せています。
これらから、レイは「勝つためには自分がなんと思われてもいい」とまでは思っておらず、よく思われたい、もっと自分のことを分かって欲しい、という高校生らしい想いも持っていることがよく分かります。そして、勝ちたいという同じ思いを共有しているヒラナとも仲良くしたいと思っています。
実際、店長に占ってもらった時は嬉しそうな顔を見せていますからね。かわいい!
理解して欲しければ、まず相手を理解することが大切!
そんなレイはヒラナたちとチームを組むわけですが、最終的にそのチーム名はレイが決めています。注目したいのはその過程。当初、チーム名なんて勝利のためには関係ない……という考え方だったレイですが、盛り上がるヒラナたちを見て自分も考えよう、と動き出します。
ここで「おっ」と思ったのは、ヒラナたちの特徴からチーム名を考えようと、ヒラナのことを知ろうとすることです。
さきほど、レイは自分のことを分かって欲しいと思っていると述べました。自分を分かってもらうにはどうするべきか?その重要な方法の一つに「相手のことを分かろうとする」ことがあります。
相手のことを理解しようとする。そうされた相手はほとんどの場合嬉しく思い、逆にその人のことを理解しようと努力します。レイは無意識の内にですが、重要なポイントを抑えていたことは注目したいところです。
今まではそんなこともしなかったことでしょう。だからチームメイトと理解し合えず解散してしまい、悪評が立ってしまった。
ですが、WIXOSSに同じ思いで取り組むヒラナには強い共感があり、だからこそこれまでとは違うコミュニケーションを取り始めた。レイは、ヒラナと出会って確実に変化しています。
アキノから差し出されたクッキーを、お礼も言わず口にしてしまうレイ。コミュニケーション力に難があるのは明らかですが、それも明るい(深く考えない?)ヒラナと組み合わさればあまり問題になりません。
WIXOSSのチーム同様、彼女たちは、お互いの欠点を補うよい友達になりそうな雰囲気があってとてもいいなと思いました!3人の関係は、引き続きじっくりチェックしていきたいと思います。
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