「IDOLY PRIDE」 5話 感想 ~ お互いを照らし合う“月と太陽”2チーム制スタート!

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いかん!仕事が忙しくて1週間空いてしまいました……
改めて続けていきたいと思います。

前回、さくらに辞めろと通達した航平。「えっ?」というところで終わっていましたが、さてどうなるのか……?

※アイキャッチ画像ならびに本文中の画像は、© 2019 Project IDOLY PRIDE/星見プロダクション様公式HPより引用しています。

2グループ体制始動!だけど波乱万丈……

第5話のストーリーまとめ!

さくらにグループを辞めてもらう……と通告した航平。ただ、その真意はメンバーを分割し、2チーム体制にした上で琴乃とさくらをリーダーとする、というものでした。純粋にクビではなかったんですね。

一緒にデビューを目指してやってきたのに、と琴乃たちメンバーは反発します。それでも、この方法がみんなを輝かせる方法なんだと必死に説得し、頭を下げる航平。その姿を見て、やっと納得してくれました。

さくらグループのメンバーは、さくら、千紗、雫。そこにさらに、遙子と怜2人が追加で加入しました。彼女らとさくらたちが組み合わせれば、個性を活かしたよいチームができると考えての人選のようです。

ということでグループごとの練習が始動します。ただ、怜は厳しく、皆にダメ出しを連発。それに深夜まで単独行動することが多く、溶け込もうという雰囲気がありません。

これに弱音を吐いたのが千紗でした。ただでさえ気が弱い彼女に、怜のダメ出しや正論はかなりキツい……おまけに姉の沙季と別グループになり泣き言も言えず、かなり厳しい状況であるのは一目瞭然でした。

姉とも離れ、精神的にかなりキツい千紗……。
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ただ、怜にも事情があることが分かります。彼女はダンスで食っていきたいという思いがあるものの、親に反対されており支援が受けられず、そのためにスーパーでバイトをしていたのです。目的が高いがゆえに、仲間に求めるものも高くなっていたことを、一同は知ります。

それぞれの事情を知ったさくらは、リーダーとしてなんとかしたいと思案します。そこで見つけたのが事務所裏の公園のネモフィラ。ネモフィラの花言葉は「いつでも成功」です。これを見せることで、メンバーを前向きにしたいとさくらは考えたのです。

その言葉を受けてか、千紗は怜に自分の甘えた態度を謝ると同時に、もう少し接し方を柔らかくして欲しいと切り出します。怜もダンスのことはともかく、千紗が悩むほどキツく当たっていたとまでは思っていなかった様子です。

うまく本音を言い合えたところで、今後は敬語は抜きにしていこう!と宣言するさくら。怜たちも受け入れてくれて、結束を高めることができました!

第5話はここで終わります。

リーダー、ムードーメーカー、相談相手……いい感じの分割制

第5話の名ゼリフ・迷ゼリフ!

お互いの光はそれぞれ別のところにいたほうが強く輝く。月と太陽のように。(航平)

琴乃とさくら、どちらをリーダーにするか悩んでいた航平。出した答えは、チームの分割でした。社長すら驚くこのアイディア、どうやら麻奈と話して決断した模様です。

よくよく見てみると、この2つのチームはメンバー構成が似ています。

クールに目標を見定める係:琴乃・怜
ムードメーカー係:芽衣・さくら
メンバーをフォローする相談係:沙季・遙子
アイドル知識豊富:すず、雫

こうして並べると「なるほど」という感じです。

各チーム、結構いい感じに役割が分散してる?
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そのうえで、琴乃とさくらという違うタイプがそれぞれのリーダーであることで、それぞれのグループを目立たせていくという効果が発揮されそうですね。

チーム分割の是非は考察パートでも見ていきますが、「月と太陽のように」という言葉の強さはハッとさせられるぐらい印象的ですね。通常ですと「太陽と月」ですが、敢えて月を先に持ってきたのはもちろん琴乃のことが念頭にあったからでしょう。この一言のインパクト、「さすがは花田作品」と言わずにはいられません。

きっと怜ちゃんも不安だと思うよ(遙子)

第4話でちらっと出てきた怜、さっそく加入しましたね。前評判通りダンスの実力はピカイチ。かつ、その表情的に性格はキツいと思っていたら案の定、という感じです。もっとも、それは単に性格的な問題ではなく、高い目的意識があったのはストーリー解説パートで見てきた通りです。

その状況が想像もできない、と口にする千紗ですが、それに対し遙子が言ったのがこの一言でした。これは見事な一言で、通常強気な態度を取る人物は気持ちも強いと勝手に連想しがち。でも実は、ネガティブな気持ちを隠すために強気に出ている……という考え方も往々にして当たっているもの。

こうした冷静な視点は、弱気になっている人はなかなか持てません。気づきを与えてくれる存在は大変貴重です。

強気に見える怜ですが、だからこそ抱えている不安があるもの。
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この一言はさらに、遙子のこれまでの変遷も推し量ることができます。偉大な仲間である麻奈を横目に見ながら、芽が出ずに来た彼女。アイドルなのか事務員なのか、みたいな中途半端な状態が不安なのは間違いないでしょう。

そんな様々な出来事を経て、なお不安な状況な彼女だからこそ遙子は怜の心を見抜けたのかもしれません。実力主義の世界で揉まれてきた言葉には重みがあります。

怜は琴乃よりもドライでシビアな雰囲気が漂いますが、遙子のような「人生の先輩」と組み合わせることで雰囲気を中和させ、怜のいいところであるレベルの高いダンスや目標意識を引き出す。

航平の狙いはすでに的中している、のかも?

リーダーとして成長するさくらと琴乃、お互いを照らし合う

見事に、製作者の思うつぼにハマってるわけですが(笑)

第4話のラストで出てきた衝撃の辞めろ発言、実際には「チームを分割する」ということだったんですね。紛らわしい言い方すんな!と思う一方、「どういうこと?!」とあれこれ想像してしまった段階でその人の「負け」のような気がします。ええ、私なんか大敗です(笑)

でもそうやって制作陣のツボにハマれる作品って、いい作品だと思うんですよね。斜に構えてアニメ見たって面白くないですし。これからもどんどんハマって行こうと思います!(爆)

セリフがなかったのでセリフ解説パートでは触れられませんでしたが、この第5話は麻奈の存在が目立ちました

まず、チーム分割について。チームを分割するというアイディアに対しメンバーから反発があった際、麻奈はひるんだ航平を後押ししています。第4話でも、リーダーを誰にするか、という点で2人は相談していました。分割案自体をどちらが思いついたのかは分かりませんが、麻奈が分割案を強く支持していることが分かります。

そして航平は彼女の表情を見て、改めて決意しメンバーにその理由を説明しました。2人の絆が今なお強いことを改めて示すエピソードですね。

なおこのシーン、描写はありませんでしたが、芽衣はどのように2人のやり取りを見たのでしょうか?

さくらと琴乃、セリフの通りになっている、のかな?

また、麻奈はリーダーとして思い悩むさくらも後押ししています。事務所の裏に咲き誇るネモフィラに注意を向けさせ、メンバーをまとめようとするさくらによいきっかけを与えました。ふわっと風が吹いてから見せるさくらの笑顔、とても素晴らしい演出でした!

麻奈は出会ってすぐに、さくらのことを気になる存在として見ています。ここまでの話では第2話以外そこに触れられていませんが(そもそも第3話、第4話は琴乃が中心でしたからね)、改めてそれが分かった第5話だと言えましょう。

さくらと琴乃、ここまではいい感じに頑張ってます!
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そのさくらは、リーダーに指名され何とか役割を果たそうとしています。それは琴乃も同じように見えます。琴乃とメンバーについて情報交換するシーンがありましたが、2人とも頑張ってるな!と思えるよいシーンでした。

こうしたお互いを刺激する効果はまさに「月と太陽」という航平の言葉通りで、すでに狙いは一部成功しているように見えます。やはり航平、かなりイケてるマネージャーですねぇ。

2人が他のメンバーをどう引っ張っていくのか、また他のメンバーがどう2人をもり立てていくのか、そこに注目しながら見ていきたいと思います!

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