「WIXOSS DIVA(A)LIVE」 7話 感想 ~ 悪いのは誰?愛憎を超えて成長するレイ、マドカ、サンガ

©LRIG/Project WDA

マドカと一悶着あったレイは、その過去にケリをつけるべく深夜に決闘を挑みます。ですが第6話の記事で見た通り、この話どうもいろいろ裏がありそう……?

どういう流れでこうなって、どういう結末を迎えるか、見ていきましょう!

※アイキャッチ画像ならびに本文中の画像は、©LRIG/Project WDA様公式HPより引用しています。

食い違うレイとマドカの記憶……元凶はやはりサンガ?!

第7話のストーリーまとめ!

レイの曲を賭けて、過去の愛憎をバトルフィールドに乗せてレイとマドカの1対1のWIXOSS対決が始まります。そこにサンガが、さらにはヒラナ、アキノ、ムジカもやってきます。レイはサンガの登場にわずかな動揺を見せますが、押されていた局面を気合いでひっくり返してマドカを撃破!

マドカはすべての恨みをぶつけてレイを張り倒します。それに対してレイも抵抗しません。ですがその中で、レイとマドカで何か話が食い違っていることが分かります。マドカはレイがマドカを切り捨てたと思い憎んでいましたが、レイはマドカがレイについていけないと言っていたと聞き自ら離れていった、と記憶していたのです。

その食い違いの元凶はサンガでした。レイはマドカのことが中心でWIXOSSに真剣に取り組まないサンガに対しレイはチームを離れるよう告げていました。サンガはその際に、マドカもレイにはついていけないと嘘をついて、レイとマドカを切り離そうとしたのです。マドカの視線を自分に向けさせるために。

自分に非があると思っていたレイはマドカの怒りを受け止めようとします。
©LRIG/Project WDA

サンガの嘘によって切り裂かれたレイとマドカ。自分の恨みが嘘から来る誤解だったと気づいたマドカですが時既に遅し……レイは今やNo Limitの一員。マドカと共に戦っていく未来はもう訪れません。

そんなマドカたちを一喝したのはムジカでした。勝利に対する熱意はレイやヒラナ同様に強いムジカ、過去のいきさつを知った上で、それでもマドカたちを改めてチームメイトとして認め、前を向くよう言います。ムジカの期待に応えようと、彼女たちはWIOSSLANDでNo Limitと対決します。

特殊効果をフルに使って試合を有利に進めていったムジカたちDIAGRAMでしたが、レイが残していた防御の切り札によって押しきれず、No Limitが逆転勝ち!レイとマドカは互いの強さを認め合い、一連の騒動は決着。そしてNo Limitは、初めてディーヴァタイムでライブを披露したのでした。

第7話はここで終わります。

3人の過去、改めてまとめてみた

第7話の名ゼリフ・迷ゼリフ!

諦めなければ限界はない!(レイ)

マドカと決着をつけるために1対1での勝負を挑んだレイ。状況を見る限り、ヒラナたちが駆けつけるまではマドカが優勢だった盤面でした。勝利を確信するマドカ、そしてサンガでしたが、レイは勝負を捨てていませんでした。切り札のカードを放った際の言葉が、このセリフです。

ヒラナのスピリットがレイにも!
©LRIG/Project WDA

説明する必要もありませんが、このセリフはヒラナの口癖です。そしてチーム名No Limitの由来となった言葉でもあります。レイはマドカとの直接対決だけではなく、DIAGRAMとの戦いでも諦めない姿勢を崩しません。

チームの象徴となる言葉をレイが自ら口にし体現していく……No Limiの絆が深まっていることを象徴するエピソードでした!

あれは嘘じゃないわ、予言よ!(サンガ)

前回の記事で見たとおり、レイとマドカの決別は、やはりサンガが裏で手を引いていました。
改めて、ここで関係性を整理しておきます。

  • レイ
    マドカに対してはかなり信頼を寄せていたことが分かります。一方、マドカと一緒にいるためにWIXOSSをやっていたサンガに対してはよい印象を持っておらず、戦力外通告していたことは事実。ただ、チームメイトを切り捨てるように解散して悪い評判が立っていたこと自体は自覚していたため、逆にサンガの言葉を信じてチームを自ら離脱することに。もしもっとサンガを理解しようとしていれば、どうなっていたか?
  • マドカ
    レイのことを好きなのは、昔も今もあまり変わらない様子。ただ好きすぎるあまり、負けたのに逆ギレしてマウント取っての平手連打はやりすぎかと(汗)サンガに対しての信頼は、一連の事件を経ても変わりません。ただ、サンガの気持ちを察した今後、どういう態度で接していくのか?を考えると非常に興味深いものがあります。
  • サンガ
    今回の騒動の元凶。マドカのことが大好きすぎて、彼女の視線の先にいるレイを追い出したいがために嘘をついた。サンガの狙い通りレイはマドカから離れていったものの、その結果マドカがレイに執着し続けている現実を知ってしまうというのは、残酷な話です。
マドカが好きすぎてひと悶着起こしたサンガ。
©LRIG/Project WDA

上記で「レイが理解していれば……」と書きましたが、サンガにとってはマドカが夢中になっているレイ自身が邪魔だったことを考えると、レイが歩み寄ったとしてもサンガは何らかの形でレイを追い出そうとした可能性が高そうです。なので彼女たち3人が平穏無事にチームを組み続ける、という展開は描きづらいかなぁと思います。

それにしても、レイを陥れるためについた嘘を正当化するために、真顔で「嘘じゃなくて予言」と言い訳するのはかなり斬新というか、なかなか類を見ない迷ゼリフです。インパクト大だったので、ここで取り上げずにはいられなかった……!

信じるよ!だって、仲間だもん!(ヒラナ)

レイへの不信感を煽りマドカの心を引き寄せようとするサンガ。ただ、ヒラナは絶妙なタイミングでこのセリフを放ちました。

この一言によって、レイを信じきれなかったマドカやサンガを切り捨てようとしたレイ、自身の気持ちのためにレイを追い出そうとしたサンガの気持ちを正気に戻しました。一連の騒動を一言で収めたヒラナ、さすが主人公!という感じです。

ヒラナ、レイをうまくフォローしました!
©LRIG/Project WDA

ヒラナの「信じる」発言は、第3話でも出てきます。そしてレイがずっと、信じられる仲間を求めていたことは第6話、第7話で改めて分かりました。

ヒラナとレイが最強の組み合わせであることを再認識させられる、とてもいいセリフでした!

WIXOSSは、遊びではありませんわ!(ムジカ)

レイ、マドカ、サンガの間に様々な出来事があったと知ったムジカ。特に諸悪の根源であるサンガはかなり落ち込んでおり、WIXOSSをやめようと考えていた節があります。そうと知りつつもサンガを叱咤激励した際に出てきたセリフが、この一言でした。

WIXOSSは遊びではない……これ、レイの言葉でもあるんですよね。結局似たようなリーダーを選んでしまったマドカたちが笑ってしまうのも無理はありません。

ムジカ、戦術的にも人間的にもリーダー力があります!
©LRIG/Project WDA

ただムジカは、マドカたちの気持ちや実力を見抜いた上で叱咤激励する人間力があります。熱い気持ちを持ちつつも、近づきすぎず、突き放さずという絶妙な距離感で2人と接しており、少なくとも(以前の)レイよりはリーダーとして適任でしょう。

ムジカがマドカと出会ってチームを組んだのは偶然でしたが、結果的にマドカたちは非常にいい仲間と出会えたと言えそうですね!

背景があの伝説の回と同じ?!WIXOSSアニメの舞台

他人が見れば?なことも、自分たち的には大問題!

レイ、マドカ、サンガのドロドロ三角関係編(?)も無事に解決。嘘をついてまでレイとマドカを引き剥がそうとしたサンガが1番悪いのは間違いありませんが、それを信じ込んで勝手に離れてしまったレイもいろいろ未熟なところがありました。

他人が見れば「な~んだ」と言える事件でしたが、本人たちはいろいろな思いを抱えていたのは事実。また、騒動を通じてレイはヒラナと、マドカたちはムジカと出会いました。それぞれに欠けていた、必要としていたものを持っているリーダーとの出会い……こうした出会いを通じて成長していくものだよなぁと改めて感じました。

暴走したマドカ……ただ3人の関係を考えると必然的な衝突だったか。
©LRIG/Project WDA

さて、ストーリー的には丸く収まった第7話でしたが、注目したいのは演出面です。思いつめたマドカがペンでレイを刺す……というムジカの妄想は、第2期で晶が現実にヤッちまっています。ムジカの妄想は夜でしたが、晶がやらかしたのは早朝。白の背景の中での惨劇は、8年経った今でも思い出せるレベルで印象的でした。

また、レイがサンガに辞めろと迫り、逆にサンガの嘘によってレイが辞めることになったシーンは夕暮れのトンネル出口部分でしたが、これも第1期で何度か出てきた場所です。

池袋、新宿、中野……珍しい「都会の聖地」

第6話でも触れたように、本作はたびたびこれまでのシリーズを思わせる設定が出てきます。第7話は背景というなかなかにマニアックな方法を使ってきました。熱心なWIXOSSアニメファンを唸らせるこの演出、やりおるな……。

ちなみにムジカの妄想した場所は、新宿駅西口の歩道橋だと思われます。WIXOSSの舞台は一貫して池袋から新宿周辺でしたが、本作ではそこから一駅西に広がって、中野がメインの舞台になっています。第7話では高田馬場や目白という具体的な地名も出てきました。

池袋や新宿から郊外へ伸びる沿線を舞台にした作品は少なくありませんが、ズバリ池袋、新宿といった都会を舞台にした作品はあまり多くありません。これもスタッフのこだわりでしょうか。それともロケの費用削減でしょうか(笑)

それは冗談として、そうした視点で本作を見るのも面白いかと思います。都内の人は、密に気をつけつつ聖地巡りをしてみるのも面白いかもしれません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です