「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」 8話 感想 ~ 3連覇のメジロマックイーンか?それともライスシャワーか?激突、天皇賞!

© 2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会

アンチヒーローになりたくない、と言って天皇賞出走を渋っていたライスシャワー。ですが、同期のライバルであり今は走れないミホノブルボンに励まされ、出走を決意します。

対するのは3連覇がかかるメジロマックイーン。復活し、自信満々の表情を見せる彼女はライスシャワーとどう相対するのか?第8話、見ていきましょう!

※アイキャッチ画像ならびに本文中の画像は、© 2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会様公式HPより引用しています。

メジロマックイーンに鬼気迫るライスシャワーが襲いかかる!

第8話のストーリーまとめ!

トウカイテイオーとミホノブルボンに促され、天皇賞出走を決めたライスシャワーが始動!ミホノブルボンのときと同様、メジロマックイーンを追走する形でトレーニングをします。しかし、スタミナに優れるメジロマックイーンはライスシャワーには追いつかれません。

このままではメジロマックイーンを追い越せないと感じたライスシャワーは、山奥の廃校をベースにキャンプ(物理)を開始。黙々と走り込みを続け、気になったミホノブルボンが訪ねる頃には、シューズを何足も履きつぶすレベルで走り込みを行っていました。

そして天皇賞(春)、当日。ライスシャワーは別人のような気合いでレース場にやってきました。これには3連覇のかかるメジロマックイーンも驚きます。集中力が乱れ、ゲート入りを嫌うメジロマックイーン。ですが、最終的には集中力を高め直し、ゲートインします。

天皇賞(春)がスタートします!メジロパーマーが逃げる中、メジロマックイーンは4番手、その直後をライスシャワーがピタリとマークします。気合いの入りすぎか?ライスシャワーを意識し過ぎか?2000mを2分4秒という超ハイペースのレースにチームスピカの一同は驚き、不安がよぎります。

ハイペースの中マークされ、最後の直線で……!
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そしてその不安は的中しました。3コーナーからスパートを仕掛けたメジロマックイーンでしたが、ライスシャワーが追いつき、そして差し切られます。ライスシャワー、ものすごい気合いの勝利でレコードを記録!

メジロマックイーンの3連覇が阻まれ、またライスシャワーか……とため息をつく観客。ですが、戦った当人たちは違いました。メジロマックイーンを始めとしたライバルたちは拍手を贈り、ミホノブルボンには温かく迎え入れられ、ライスシャワーは涙を流しました。

そして負けたメジロマックイーン。ただ、周囲が思うほど落ち込んではいないとのこと。そして彼女は自分の周りには強いライバルがたくさんいて幸せだ、とも口にしました。

第8話はここで終わります。

目標、ヒーロー……並行する友情物語

第8話の名ゼリフ・迷ゼリフ!

あなたの目標にふさわしい走りをします。見ていてください(メジロマックイーン)

3連覇という大目標を背負い、注目を集めながらの出走となったメジロマックイーン。出走直前、トウカイテイオーに言った言葉がこちらでした。

このセリフはもちろん、第7話の流れを受けてのものでしょう。第6話では目標を見失っていたトウカイテイオーに対し、メジロマックイーンが自分があなたの目標になると言いました。その約束は忘れていないよ、ということを言っているのです。

トウカイテイオーのためにも気合十分でしたが……。
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また第6話の記事で触れた通り、このセリフはメジロマックイーンにとっても自分自身のモチベーションを上げるためにも役立っています。このセリフを口にした際のメジロマックイーンの表情からは、まさに自分自身を鼓舞していることが分かります。

トウカイテイオーのため、自分自身のため……様々な出来事を経たここまでのストーリーの重みが乗った、よい一言でした!

ライスはヒールじゃない、ヒーローだ!(ライスシャワー)

天皇賞(春)、メジロパーマーの逃げを捉えたメジロマックイーンは先頭に躍り出ますが、そこから追い込んできたのがライスシャワーでした。それを見た観客たちが、またヒールになるのか?!と口にした際に、それに応えるように呟いたのがこのセリフでした。

前回の記事で見た通り、本作だとライスシャワーが過度にアンチヒーロー扱いされています。それに対してひどく落ち込み天皇賞を出走回避するとも言っていましたが、ミホノブルボンの励ましによって復活。その際のミホノブルボンの言葉は「あなたは私のヒーロー」でした。ライスシャワーはその言葉をすごく大切にしていることが分かりますね。

ギャップがすごい!ライスシャワー
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それにしても、本作でライスシャワーの走りがガチで描かれたのは今回が初めてに近いですが(第6話でトウカイテイオーと一緒に出走していましたが)、4コーナーを回ってからの気合いはものすごいものがありました。体躯も小さく、オドオドとした態度が描かれてきた彼女ですが、やはり大レースを勝つだけの実力、そしてメンタルを持っているんですね。

ブワッと瞳が燃えたシーンは、普段の彼女とのギャップがものすごい感じられるシーンでした!

だってあなたの名前はライスシャワーなんですから(ミホノブルボン)

天皇賞(春)を制したライスシャワーに向けられた視線は、予想通りあまり温かいものではありませんでした。覚悟していたライスシャワーは、足早に舞台から走り去り地下馬道で涙を流します。そこでミホノブルボンからかけられた言葉が、こちらでした。

このセリフは極めて示唆的で、史実のライスシャワーの今後を示しているように思われます。というのは史実において、ライスシャワーは4歳(現行基準)まではアンチヒーローとしての側面が強かった一方、晩年は称賛というかお涙頂戴な物語の主人公になりました。

同期のライバルの2人、いい感じです!
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メディアやファンの都合の良いように使われたという意味では悲劇のヒーローですが、何にせよ、このミホノブルボンのセリフ通り努力を続けた結果祝福されるようになるのです。本作の主人公がトウカイテイオーであることを考えるとそこまではやらないと思われるため、ライスシャワーという激動の人生(馬生)を端的にまとめた言葉だったと言えましょう。

ミホノブルボン-ライスシャワーの熱い友情、胸熱です!

贔屓目全開?当時の実況動画を見てみよう

杉本清さんが送る、天皇賞(春)

メジロマックイーンの3連覇を阻止したライスシャワー。その際の実況動画を見てみましょう。

いやー、びっくりするぐらいメジロマックイーン推しです。一番人気の馬が敗れそうな際はそこに触れることは現在でもありますが、ここまで残念がって聞こえる実況は今だとなかなかお目にかかれません。

この動画で実況しているのは杉本清さん。競馬実況の世界ではレジェンド的な存在で、様々な名フレーズを放ってきました。こういうアクの強さが、前回触れたマスメディアの時代背景とも相まってちょうどよかったのかもしれません。

ちなみに今回の記事を書くにあたって杉本清さんのWikipediaを調べましたが、ファンが手紙で「あなたは以前よりライスシャワーに冷たかった」と批判したのに対し、そんなことはないと返答しているとのこと。ファンとのやり取りが手紙というのがなんとも時代を感じる話ですが、そういう話を思いながら第8話を見るとまた見方が変わってきて面白いですね。

メジロパーマーのフォームに注目!

ちなみにこの動画を見て思いましたが、

「メジロパーマー、クビ高杉……」

一般的に競走馬は、クビをしっかり下げて水平的に走るほうが早いと言われています。力学的にも空力的にも大納得の話ですが、まれに、クビを高くしたまま早く走る馬がおり、メジロパーマーはその一頭です。

アニメでもウマ娘たちは沈み込むようなカッコいいフォームを取っていますが、メジロパーマーだけは体を立てて走っています。これは史実そのままと見てよいかと思います。

特徴的なフォームのメジロパーマー。
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あと余談ですが、久しぶりにグラスワンダーが登場しましたね!なんでここでグラスワンダー?と思わずにいられませんが、ジョッキーつながりでしょうか?ライスシャワーもグラスワンダーも、主戦騎手は的場均騎手でしたからね。

と、諸々触れてきましたが、第8話はこのようにメジロマックイーンの敗北で幕を下ろしました。果たしてこの一敗が、トウカイテイオーにどのような影響を与えるのか?その辺を次回以降注目していきたいと思います。

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