はい、4月になってしまいました。すでに春クールの作品も始まっています。
毎度何してんのか、と思って反省はするんですが、冬期のレビューに関してはこのまま続けつつ、そのまま春期を並行して掲載していこうと思います。
今までですと、冬が終わってから春、としていたんですが、それだと春のスタートが同じように遅くなってモチベーションがすごい落ちてたんですよね……それが結局追いつかない理由になってました。
春期は追いつかせることや他にやってみたいこともあるため、掲載作品数をちょっと絞ります。その間に冬期を完走させて、夏期はリアタイ……になるといいな……。
※アイキャッチ画像ならびに本文中の画像は、© 2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会様公式HPより引用しています。
モチベーションが高まってきた最中、3度目の骨折……!
第9話のストーリーまとめ!
メジロマックイーンの激闘を目にしたトウカイテイオーは、復帰レースを決定します。夏のグランプリ、宝塚記念。彼女は再び、そこでメジロマックイーンと対決することを宣言。メジロマックイーンもライバルの復帰を喜びました。
そんな折、トウカイテイオーは生徒会長・シンボリルドルフに声をかけられます。トウカイテイオーにとって憧れの存在であるシンボリルドルフですが、実はトウカイテイオーは最近彼女のことを避けていました。かつて彼女と同じ無敗の3冠ウマ娘を目標にしていたものの、3冠を取れず、無敗でもなくなり……となって気まずくなっていたからです。
ですが、今はライバルであるメジロマックイーンに勝ちたいという思いが芽生えていることを伝えます。これにはシンボリルドルフも嬉しそうな表情を見せました。
練習でも非常に好調な様子を見せるトウカイテイオー。ですが、ここで彼女にまたしても悪夢が……トレーニング中に骨折してしまうのです。3度目の骨折に、医師からはもう走ることは推奨できないと言われてしまいます。
3度目の骨折に、世間も大きく落胆しました。そして、引退することが既定路線のごとく語られるようになります。そしてこれまで何度も復帰を後押ししてくれたトレーナーも、トウカイテイオーをこれ以上走らせてよいのかと考えていたのでした。
そんな状態を知りつつも、ライバルの復帰を信じるメジロマックイーン。ですが当のトウカイテイオー自身、自分の復帰を前向きにイメージできなくなりつつあり、颯爽と駆けるメジロマックイーンの姿を見て涙を浮かべるのでした。
第9話はここで終わります。
自分の走りを見つけた矢先の悲劇……転換点となったあの言葉
第9話の名ゼリフ・迷ゼリフ!
ならば今度は、私が取らせていただきますわ(メジロマックイーン)
このセリフは、メジロパーマーと出会った後に、決意のようにメジロマックイーンが呟いた言葉です。メジロパーマーは前回の宝塚記念の勝者。そして前々回は、メジロライアンが勝っています。であれば次は自分が……という強い気持ちがこもっています。
以前見たように、80年代から90年代にかけてメジロの馬が日本競馬界を席巻した時期がありました。史実におけるメジロの宝塚記念3連覇は1991年から1993年にかけてのもの。さらに1971年にはメジロムサシが優勝していますから、合計4勝。素晴らしいですね。
アニメに話を戻すと、メジロマックイーンとメジロパーマーは同じレースをたびたび走ってはいるのですが、会話をしているシーンは意外にもこれが初めてです。メジロ家の中でドロドロのライバル関係とかあるのだろうか……とか思っていましたが、割とさっぱりとした、前向きな競争関係のようですね。
そもそも、メジロマックイーンは「~ですわ」といわゆるお嬢様言葉を使いますが、メジロパーマーはそうした言動は見られません。普段の立ち振舞も違います。これは史実で、メジロのお家芸である中長距離を得意とした正統派のメジロマックイーンと、頭が高い特徴的なフォームで逃げを図るイロモノ枠だったメジロパーマーという違いから来ているものと思われます。
これがトウカイテイオーだってみんなに伝えるよ(トウカイテイオー)
シンボリルドルフに声をかけられ、夕暮れの公園で2人きりになったトウカイテイオー。最近は気まずくて避けていた……というあたり、明るく見えて根は真面目なトウカイテイオーの性格がよく分かります。
このシーンの中で、トウカイテイオーはメジロマックイーンというライバルがいるからもうみっともない姿は見せられない、見せない!と言います。そのうえで、このセリフを口にした上で、いずれはシンボリルドルフのことを追いかけるだけではなく、追い抜く存在になるという目標を口にしました。
よくよく見るとこれはかなりの成長です。トウカイテイオーは子供の頃から、シンボリルドルフに憧れを抱いていました。しかし彼女は、勝利し、挫折し、敗北し、復活する……という様々な過程を経る中で、ただ単にシンボリルドルフを追いかけるだけではない、自分自身の個性を見つけてそれに自信を持ってきた、ということを示しているのです。
そうした成長を認めたからでしょう。シンボリルドルフは追い抜く、と言われて嬉しそうな表情を見せるのでした。2人の絆がよく分かるシーンだったと言えましょう。
2人の絆が分かる、良いエピソードでした!でもそれだけに、その後の展開の悲しさが強くなる……。
テイオーさんのこと、ずっと応援してました(ファン)
第9話を見る上で、このセリフは注目しておきたいところです。
練習中、3度目の骨折をしてしまったトウカイテイオー。医師から復帰するのはおすすめできないと言われてしまいますが、当の本人はこの時点では復帰する気満々で、チームの練習を手伝ったりと前向きな姿勢を示しています。
ただ、買い出しに出かけた際に出会ったファンからかけられたこの言葉で、改めてトウカイテイオーは自身の見られ方に気づきます。このファンの言葉、応援してま「した」と過去形になっています。ご丁寧にこのあと、これまでお疲れさまでしたとまで言っています。心がこもっているだけに反論もできないのがまたたちが悪い……。
トウカイテイオーは彼の言葉を聞いて、当初はそこまで意識していませんでしたが、直後に自分がチームメイトに追いつけなくなる夢を見ます。
追い打ちをかけるように、彼女はトレーナーとメジロマックイーンの会話を聞いてしまいます。2度の骨折の際は前向きに復帰プランを考えてくれたトレーナーも、今回の怪我はかなり応えた模様。トレーナーの復帰させるべきかどうか迷っている姿が、トウカイテイオーの気持ちにトドメを刺した格好になってしまいました。
ずっと先で待っていますわ、あなたが来るのを(メジロマックイーン)
気持ちがへし折れたトウカイテイオー。ですが、彼女の復帰を信じている者が1人いました。そう、メジロマックイーンです。彼女はトウカイテイオーの前で軽快な動きを見せ、このセリフを口にしました。自分が頑張っている姿を見れば、きっとトウカイテイオーは闘志を燃やしてくれると信じているのです。
2度目の骨折の際も、走るモチベーションを失っていたトウカイテイオーのやる気に火をつけたのは彼女でした。第6話の記事でも触れた、「私があなたの目標に、走る理由になって差し上げます」というセリフはとても印象的でした。
今回もまた、とても印象的なセリフを口にしたメジロマックイーン。てか、Season2はトウカイテイオーの物語なのにメジロマックイーンのいいセリフ多すぎだろ!素晴らしい!
はいいとして、問題はトウカイテイオー。以前は良きライバル、メジロマックイーンの言葉で闘志に火がついたトウカイテイオーでしたが、今回ばかりはもう無理、と思ったのか、ただただ涙を見せます。この落差が、夕暮れのシーンと相まってズシリと来てしまう……。
果たして彼女は復活なるのか?
残り4話、トウカイテイオーは何を見せてくれる?
ここまでで十分考察したので、今回は短めです。
と、セリフ解説パートでほぼほぼ見て来た通り、さしものトウカイテイオーも、気合いが高まってきたタイミングでの3度めの骨折は相当に堪えている様子。涙ながらに「もう無理ぽ」と呟いたラストシーンは、相当なインパクトがありました。
現状第9話。冒頭でお伝えしました通りすでに全話放送が終了しており、本作は13話構成であることがわかっています。残りの4話、どのような感じで進んでいくのか?注目したいところです。
















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