「ゾンビランドサガ リベンジ」 3話 感想 ~ フランシュシュvsアイアンフリル!だけど愛は除く?任された純子は……

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GWも終わりましたね。ちょっと溜まってしまったゾンビランドサガのレビュー、改めて行きたいと思います。

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アイアンフリルが佐賀に来る!そこで爪痕を残……せる?

第3話のストーリーまとめ!

No.1アイドルにして、愛がセンターを務めていたアイアンフリルが佐賀にやってくる!フランシュシュは、彼女たちのコンサートの前座を務めることに。ですが幸太郎はその前座には愛以外のメンバーで臨むと言います。

現代アイドルのことを一番良く知るエースの愛が不在になることに対しメンバーは反発しますが、当の本人はフランシュシュが成長するいい機会だと前向きに受け取り、純子をエースとして指名しソロ活動に専念するように。

しかし指名された純子は確かに元トップアイドルですが、それはアイドル=ソロだった昭和時代の話。グループアイドルとしてどのようにメンバーを導くべきか……純子は悩みます。

愛が抜けて、フランシュシュはやや迷走中……
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そうこうする中、アイアンフリルの一行が佐賀に到着。そのリーダーの詩織は、単身で愛に接触を図ります。詩織の狙いは、アイアンフリル伝説のセンター、水野愛にそっくりと言われる愛(というかまぁ本人なわけですが)を、アイアンフリルに加入させようとうものでした。

真正面からの引き抜きに、愛は驚きます。が、それ以上に動揺したのは純子でした。このままでは愛がフランシュシュの元を本当に離れてしまうのでは……? と。

第3話はここで終わります。

佐賀は辺境の地?!芸能界やアイアンフリルを巡り想い交錯

第3話の名ゼリフ・迷ゼリフ!

停滞はすなわち死と同義(純子)

フランシュシュの現状に満足しかけていたメンバーに対し、このままではダメだと喝を入れた愛。純子はそれに対し、芸能界の厳しさを口にした上で、このセリフを呟いて愛の言葉を肯定しました。

昭和時代のテレビ全盛期でトップアイドルだった純子。平成時代の「会いに行けるアイドル」ブームの中でトップアイドルだった愛。第1期では双方のアイドル観の違いからすったもんだがありましたが、厳しい芸能界でトップを張ってきたことをお互い認めあっているのもまた事実です。

そうした2人の信頼関係から、愛は不在の間に純子にエースの座を託すことになるわけですが……。

フランシュシュは、佐賀を救う佐賀のアイドルだ(幸太郎)

ソロ活動を開始した愛のもとに、九州各地から仕事のオファーが来ます。福岡、長崎、大分……ですが、幸太郎はことごとくそれを断ってしまいました。その理由が、このセリフです。あげく、こうした他県は「佐賀の栄光に嫉妬している」とまで言い切る迷ゼリフです。

仕事量を増やして借金返済……というのならこうした仕事も受ければいいのに、とは愛のみならず思うところでしょう。いえ、そもそも、なぜ愛を今本隊から外したのか?という疑問も出てきます。

幸太郎は何を考え愛を外したのか?要注目です。
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Aパートでは、愛の一生懸命メンバーたちを指導する姿を見た幸太郎が口をへの字にしているシーンが見られます。愛のワンマンチームになることを懸念したか?アイアンフリルと愛が接点を持つことを恐れたか?それとも本当に「佐賀の栄光」を信じているのか?

幸太郎の考えは読めないことばかりですが、とりあえず愛を外した理由については、第4話以降に期待したいところです。

私の時代に生きていたら、1人でもトップアイドルの座を掴んでいたでしょうね(純子)

愛不在の中、グループを任された純子。しかし、彼女はあくまでソロアイドルであり、グループアイドルとしての経験は他のメンバーと大差がありません。悩む中で、愛のことを考えながら呟いたのがこのセリフでした。

アイドルにとって、昭和時代と平成時代、どちらが真に厳しかったか?もちろん比較しようがない2つではありますが、せっかくなので敢えて考えてみましょう。

昭和時代は、入るまでが厳しかったのではないかと思います。その時代のアイドルは、テレビしか活躍の場がありませんでした。何らかの形で芸能界とつながらないことには、そもそもアイドルを名乗ることすらできなかったのが昭和時代です。ただ逆に、テレビにさえ出ていれば人気がグッと出るのもまた昭和時代の特徴だったと言えましょう。

アコギでの弾き語り、見事な演出でした!
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平成時代はテレビと同じぐらいにネットの力が発達し、非常に多くのアイドルが生まれます。入り口は広くなったものの、ライバルが多い分生き残るのが非常に大変です。常に高いレベルでパフォーマンスとファンサービスをしていかなければなりません。入ってからが大変なのが、平成時代のアイドルと言えましょう。

結論として、そもそも背景が違いすぎて比較できない昭和時代と平成時代。とはいえ、純子が言いたいのは多分そういうことではないでしょう。愛の実力や努力、そしてメンバーをまとめるリーダーシップはすごい……という気持ちがこもった一言、と理解するべきでしょう。

それにしても、純子のアコースティックギターでの弾き語りは見事でしたね。小道具を使ったナイスな演出でした!

佐賀なんて辺境の地でくすぶっていたら目指す栄光には届かない(詩織)

佐賀入り後、変装して愛に接触してきたアイアンフリルのセンター・詩織。彼女は愛に対しアイアンフリルに加入するよう言った上で、このセリフを口にします。

「辺境の地」って……クソ真面目な雰囲気、口調で佐賀をdisっているところがこのセリフの大きなポイントでしょう(笑)初見では「えっ」となり、見返して爆笑……そんなセリフ回しが多いのが、本作の大きな魅力です。

真面目にこのセリフを分析しますと、佐賀に限らず基本的に地方アイドルは「辺境」で活動していることになります。ネットが力を増した……と言いつつも、第2話で幸太郎が口にした通り、何のかんの言いつつテレビの力はまだまだ大きいのが現実。

そのテレビを通じて全国に発信するためには基本的に東京ないしは大阪にいることが大きなアドバンテージになります。佐賀に限らず、東京・大阪以外は「辺境」というのが芸能界の基本的な考え方と言っていいでしょう。

全ては、超えようのないものを越えるために……

詩織の意識の高さは、愛がいたからこそ

佐賀を「辺境の地」とdisった(笑)アイアンフリルの現センター、詩織。考察パートでは、彼女について見ていきましょう。

空港でのインタビューから分かる通り、詩織は大変意識の高いアイドルです。また、アイアンフリルがアイドル界において絶対である、というプライドを持っています。

その彼女が目標としているのが、初代センターである水野愛。詩織が愛をリスペクトしているのはよく分かりましたが、考えようによっては大変苦しいことでもあります。愛はあまりにも劇的な死を遂げ、死後から10年以上経過してなおファンに強いインパクトを残しています。伝説を持った死者を超える……これは生半可なことではできません。

追いつきようのない相手に追いつこうとしている詩織。自分にも他者にも厳しい姿勢になる理由がよく分かります。

現トップアイドルに対し、元トップアイドル純子はどう動く?

そんな詩織が引き抜きを図ったのが、愛でした。もちろん詩織はフランシュシュの3号がリスペクトする水野愛本人であることは知りません。超忙しいであろうトップアイドルのセンターである詩織が、「辺境の地」にいる愛を気にかけていた理由は、その見た目が伝説の初代そっくりであることとパフォーマンスのレベルが高いことにありそうです。

詩織は、フランシュシュ含めた他のアイドルには到達できないほど高いレベルまでアイアンフリルを持っていこうとしています。愛の引き抜きもその一環でしょう。

全ては初代センターの水野愛を超えるため……そのためには何でもやってやろうとする詩織からは、あらゆる意味でトップアイドルのオーラがビンビンに出ています。

一方、フランシュシュのメンバーをどう導けばいいのか迷っていた純子は、この発言に強く動揺を見せています。この危機を乗り越え、愛や純子は何を掴んでいくのか……続きを見ていきたいと思います。

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