「WIXOSS DIVA(A)LIVE」 10話 感想 ~ 諦めない2人が戦った結果は、一方的な展開に?!NO LIMIT vs デウス・エクス・マキナ戦

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気づけばもう7月……6月中に冬シーズンの作品のレビューは終わらせたかったのですが、仕事が忙しいとかなんとかでやってしまったよ……。

ただ、今回は「最後までやりきる」をテーマにしたいと思うので、7月にちょっとはみ出ても続けたいと思います。すみませんがお付き合いいただけましたら幸いです。

さて、ひょんなことから最強の相手であるデウス・エクス・マキナに対戦を申し込まれてしまったNO LIMIT。どんな戦いになるのか?と注目していましたが、結果はちょっと意外なものに……見ていきたいと思います。

※アイキャッチ画像ならびに本文中の画像は、©LRIG/Project WDA様公式HPより引用しています。

第10話、ストーリーまとめ!

負けちゃった……からのフルボッコ?格上挑戦はまさかの展開に

絶対的な強さを誇るデウス・エクス・マキナ、次の対戦相手はCクラスのNO LIMIT?!前代未聞の展開ですが、ヒラナは強豪と戦える喜びに胸を膨らませます。

一方のエクス、仲間にも言わず格下のNO LIMITを指名したのは訳がありました。デウス・エクス・マキナは今や強すぎて、対戦相手は負けても諦めた笑みを浮かべて「仕方ない」と言うばかり。そんな相手と戦っても、夢限少女を追い越すほどに成長できない。でも同じく夢限少女を目標にするヒラナと戦えば、何かがつかめる……そう考えていたのです。

そして試合が始まります。大注目の一戦、ヒラナは正攻法でエクスに挑戦します。エクスもまた、戦いを楽しむかのように攻撃を受けてガチンコの叩き合いに持ち込みました。

前代未聞の一戦は、仲間たちの期待も背負っていましたが……
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ですが、やはり力の差は歴然……形勢が不利と見たヒラナは、盤面を整え反撃を伺おうと攻撃の手を緩めます。エクスはそのスキを逃さずアタック!一瞬見せた弱気の姿勢が原因で、NO LIMITは敗北してしまいました。

問題はそこからでした。ヒラナはこの敗北を仕方ないと笑って受け止めてしまいます。その態度に激怒したエクスは、ヒラナに対しもう一度戦いをするよう命じます。実力差がある上に戦意を失ってしまったヒラナはただ一方的に攻撃を受け続けるのみ。それでもエクスの怒りは収まらず、何度も、何度もヒラナに戦いを強いることに。

もはやバトルとも言えない凄惨な展開に観客たちが目を背ける中、やっと仲間に止められるエクス。フィールドには、完全に力も気力も失ったヒラナがひれ伏す姿が……。

第10話はここで終わります。

第10話、名ゼリフ・迷ゼリフ!

3人でてっぺん目指そう!(ヒラナ)

ヒラナとエクスの偶然の出会いから、まさかの対戦へとつながったNO LIMIT。対戦指名から一夜明け、メンバーは眠れぬ夜を過ごしました。ここのところで、それぞれの性格が出ています。

アキノはもともと引っ込み思案なところがあり、強敵への格上挑戦なんて考えたこともなかったのでしょう。不安が先行して眠れなかったと口にしています。

試合前はこの表情だったヒラナ。試合後は、見ていられない姿に……
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レイはアキノと同様、対戦への不安を口にしています。レイはディーヴァ・バトルで勝ち上がっていきたいと考えていますが、ヒラナとは違い現実を冷静に見る分析力もあります。前日の対戦を見て、力の差がありすぎると理解していたレイ。結果としては、レイの分析力が正しかったことになりますが……。

一方のヒラナはお気楽なもので、有名人の強敵相手に本気で勝とうとしています。一晩中作戦を練り、ノートにメモして……とやっているうちに夜が明けてしまった様子。ヒラナらしいなと思う一方、第10話を全部見た今となっては、このセリフがもはや懐かしいとすら感じてしまいます。

次のターンがあると思ってるんだ?(エクス)

いざ対戦したNO LIMITとデウス・エクス・マキナ。NO LIMITはシミュレートしてきた通り全力で戦いを挑みますが、一方のデウス・エクス・マキナは横綱相撲を見せつけます。デウスの進言を受けずに、ヒラナの攻撃を正面から受け止めるエクス。そんな姿からも、エクスがこの一戦にいろいろな期待を持っていたことがよく分かります。

ただ、王者の戦いに予想通り押されてしまうNO LIMITは、いったん攻撃ではなく防御の態勢を取って盤面を整えようとします。その際にヒラナが「次のターンで」と口にしたのを、エクスは見逃しませんでした。このセリフをつぶやき、完膚なきまでにNO LIMITを叩きのめします。

デウス・エクス・マキナの圧倒的な強さを象徴する一言でした。

負けちゃったね(ヒラナ)
これで終わりなら、限界あったんだ(エクス)

デウス・エクス・マキナに負けて、悔しさを紛らわす笑みを浮かべるヒラナ。エクスはこの態度にブチ切れ、ヒラナを立たせて何度も、何度も対戦を要求します。かなりキツいシーンではありますが、それだけエクスがこの戦いに大きなものを求めていた証拠でもあり、「諦めなければ限界はない」という同じ思想を持つヒラナに期待していた証拠でもあります。

ヒラナに強く期待していたエクス。それが裏切られ、凄惨な展開に……
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でも確かに、視聴者的にもちょっと「らしくない」と感じるシーンでした。ヒラナの性格からすれば、負ければ猛烈に悔しがるはず。そしてその負けを糧に何かを得よう、という前向きな態度を取ってくれるはず。ヒラナはそういう人物だ、という期待が、エクスにも視聴者にもあったのは間違いありませんし、ヒラナの一言と照れ隠しの笑みはその期待を裏切るものでした。

エクスの最後のセリフには、期待が裏切られたことに対する最大級の侮蔑が込められています。これは相当に厳しい一言です……。

第10話考察:諦めない2人の戦いの結末は、凄惨なものに

ギャグ展開からのキツい展開は、WIXOSSシリーズならでは?

前回の記事で、私は「諦めないことを信条にしている2人が激突したら、待ち受ける結末はいかに?」と書きました。

結果は、ヒラナが限界を認めてしまい、それに対しエクスがブチ切れるという、予想もしない展開となってしまいました。戦意も失ったヒラナを一方的にボコる展開は見てられないレベルの凄惨さですし、フィールド上で震えながら降伏するヒラナの姿は、見てはいけないものを見てしまったような後味の悪さがありました。

思えば本作、NO LIMITが負ける時はこういうキツい展開が待ち受けてるんですよね。第4話ではヒラナの軽率な一言からチームの士気がガタ落ちとなり敗北、アキノが引退直前まで追い込まれるレベルの精神的ダメージを負いました。あのときも「この先どうなるんだ?」とハラハラしたのをよく覚えています。

キツい展開はWIXOSSシリーズならでは?ここからどう立ち上がるか注目です
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ヒラナの振る舞いが明るく楽しく、ギャグ作品っぽい雰囲気を強く放っている本作。だからこそこうしたキツい展開とのギャップが強く印象に残ります。単なるお気楽物語で終わらないあたりは、キツい展開のオンパレードだった歴代WIXOSSシリーズの譜系を受け継いでいる、と言えるかもしれません。

前回の敗戦は、結果としてアキノのメンタルを前向きにする出来事となりました。
果たして、今回の敗北からNO LIMITは何かを得ることができるのか?再び立ち上がり、戦うことができるのか?

そこに注目していきたいと思います。

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