「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」 11話 感想 ~ 感謝の気持ちを言葉にするトウカイテイオー、でもあの子には素直に言えず……

© 2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会

もうまもなく7月。夏クールも始まりますが、前回書いたとおり今は「やり切る」をテーマにしているので、冬クール作品も何とかあと2話ずつやり切りたいと思います。

あと2話、と書きましたが本作は13話なのであと3話。前回、ツインターボの奇跡の大駆けに刺激され引退を撤回したトウカイテイオー。いろいろな人に支えられているんだと感じた彼女は、ある行動出ますが……見ていきましょう!

※アイキャッチ画像ならびに本文中の画像は、© 2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会様公式HPより引用しています。

第11話、ストーリーまとめ!

あの子には言いにくい?トウカイテイオー、感謝の気持ちを言葉に

トウカイテイオー、再始動!彼女は再び、ターフに立って走り出しました。タイムはかなり遅いものの、やる気は十分。トレーナーは目を細めます。

恩返しのため、全く隠れてない下手っぴな偵察を買って出たトウカイテイオー。途中、ナイスネイチャに声をかけられました。故障がちで満足に走れず、モヤモヤした気持ちを溜めていたナイスネイチャ。しかし同級生のライバル、トウカイテイオーが故障にも負けず頑張っている姿を見て元気をもらっている……ナイスネイチャから、思いかけずそんな感謝の言葉をもらったトウカイテイオー。嬉しいと思うと同時に、感謝の気持ちを言葉にする大切さを知って実践し始めます。

メジロマックイーンの前では素直になれない……
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トレーナーや、チームメイトには素直に感謝を伝えられたトウカイテイオー。ですが一番肝心のメジロマックイーンには、照れくさくて感謝の気持を伝えられません。これには悩みます。

ですがスペシャルウィークやキタサンブラックらと話をする中で、奇をてらわず素直に行くのが大切と思ったトウカイテイオー。ハロウィンを口実に、メジロマックイーンを呼び出して2人でデートすることにしました。

一緒に遊んで、食べて、笑って……そんな時間を過ごしてやっと、トウカイテイオーは感謝の言葉をメジロマックイーンに伝えることができました。そしてメジロマックイーンもまた、トウカイテイオーに感謝の言葉を伝え、2人は笑顔を浮かべました。

第11話はここで終わります。

第11話、名ゼリフ・迷ゼリフ!

私も、頑張らなきゃなって思ったんだ(ナイスネイチャ)

下手っぴな偵察もどきの最中に、ナイスネイチャに話しかけられたトウカイテイオー。その中でナイスネイチャは、怪我で挫折感を持ちつつも、トウカイテイオーの復活に勇気づけられている、と言いました。

作中で、ナイスネイチャがトウカイテイオーをライバル視していることは第2話などでのエピソードで描かれてきました。ですが時間が経ち、有力な後輩ウマ娘たちが次々現れ活躍する中にあって、今のナイスネイチャはトウカイテイオーを敵対視するのではなく、同じ時代を生き抜いてきた仲間、というような見方をするようになっていきました。このナイスネイチャの変化は、心温まるものがあります。

ナイスネイチャの穏やかな笑顔がとても印象的でした。
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史実ではG1勝ちを収められず、「善戦マン」の域を出なかったナイスネイチャ。ですが、7年もの間現役で、重賞戦線を41戦も走り続けた「無事是名馬」な馬でもありました。アニメでも第2期の全編に渡りトウカイテイオーと共に歩んできたナイスネイチャの姿は、史実の息長い活躍と重なるものがあってとてもグッドですね!

なんだか告白みたい(サトノダイヤモンド)

身近な人には感謝の気持ちは伝えづらい……そんな話をキタサンブラックにしたトウカイテイオー。キタサンブラックはそんなの簡単!と言いますが、いざサトノダイヤモンドに言おうとするとうまく言えません。その際にサトノダイヤモンドがキタサンブラックをからかったのが、この一言でした。

Aパートでも、メジロマックイーンが同じく「まるで告白でもするみたい」と口にしています。それとセットにして見ると、それぞれの関係が改めてよく分かっていいですね。

というかキタちゃんもダイヤちゃんも可愛すぎますぞーーーーー!!!!!第2期シリーズのいいところで都度都度登場しては、トウカイテイオーたちを熱心に応援し、重要なセリフを口にしてきた彼女たち。今回もまた、可愛く、それでいてとても大切な役割を果たしてくれました!

私はあなたに、ずっと憧れていましたわ(メジロマックイーン)

ハロウィンを口実にメジロマックイーンを誘い出し、やっと感謝の気持ちを伝えられたトウカイテイオー。その際に使った言葉は、「憧れ」でした。トウカイテイオーがメジロマックイーンを良きライバルとして認めていることはここまで何度も口にしており、自他共に明らかなわけですが、今度はそれを「憧れ」という言葉を使って表現しました。

メジロマックイーンのセリフはいつもいつも心に刺さります!
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そのトウカイテイオーの言葉に対する返事がこのメジロマックイーンの発言なわけですが、毎度毎度、メジロマックイーンのセリフは神ですなぁ……トウカイテイオーの憧れ発言に対し、同じく憧れという言葉を使って最大級のリスペクトを表すメジロマックイーン。変な気負いもなく、自然体でこのセリフを口にしている姿もまた、グッと来るものがあります。

夕暮れ時の背景も相まって、とてもいいシーンでした!

第11話考察:時間の流れを感じる良質ドラマ

ライバルから、同世代を生き抜く仲間に……関係性の変化に注目

偵察するトウカイテイオー、格好は松田優作さん主演の探偵物語ですね。渋いよ……(笑)古いよ……(笑)

第11話を見て思いましたが、本作は時間の経過を描くのがとても上手いです。トウカイテイオー世代の各ウマ娘はいずれも、デビューしたてで勢いに溢れていた前半に比べ、この第11話では穏やかになった表情を浮かべています。

様々な経験を経た結果、同世代を生き抜いた仲間として称え合うようになった彼女たち。時が彼女たちを大人にしたんだなぁと思うと感慨深いものがあります。昨今の作品は1クール12話(ないしは13話)が主流ですが、そうした短い中にあっても、しっかりと作中時間を表現できている作品は素晴らしいと思います!

時間を経て関係性が変化していくところ、とてもいいと思います!
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ところで、第11話の終盤でトウカイテイオーは気になることを口にしました。「有馬記念には出ない」発言です。メジロマックイーンが言う通り、有馬記念はファン投票で出走馬が決まります。トウカイテイオーほどの人気があれば相当な支持が集まるでしょう。ですが復活して間もない間は、そんな大レースに出る資格はない……と考えるトウカイテイオー。出られるなら出ちゃえと言わないあたり、真面目さが改めて伺われます。

ただ、史実のトウカイテイオーは長いブランクの末に有馬記念に出走しています。となると作中でも、トウカイテイオーは有馬記念出走を受諾することになるのではと思われますが、本作はそれをどのように表現してくるか?

これまでも、史実の出来事を劇的に表現してきた本作。ラストを飾るであろう有馬記念出走をどのように描くのか、注目したいと思います!

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