時間がジワリジワリと経過し、季節は5月まで来ました。この第8話はまた友達の新規開拓をしますが、これまでとはちょっと違うテイストで話が展開します。
どんな雰囲気だったか、見ていきましょう!
※アイキャッチ画像ならびに本文中の画像は、©博/集英社・「明日ちゃんのセーラー服」製作委員会様公式HPより引用しています。
第8話、ストーリーまとめ!
アンカーの座を巡り水泳部のりりと勝負!
体育祭が近づいた蝋梅学園。小路は水泳リレーの選手になりました。しかしアンカーを誰にするかが議論になり、それを決めるため、小路は水泳部の水上りりと勝負することになりました。
しかもりりは小路に対し、自分が勝ったら小路のセーラー服と自分のブレザーを交換しようと賭けを持ちかけます。セーラー服を大切に思う小路にとって、絶対に負けられない一戦になりました。
そして勝負の日!100メートル自由形での対決は白熱!しかし小路は技術で勝るりりに僅差で負けてしまいます。
肩を落とす小路でしたが、制服交換の賭けはりりが小路を本気にさせるためのネタだったと分かり一安心。結果として、アンカー勝負はチームの結束に大きく役立ちました!
第8話、名ゼリフ・迷ゼリフ!
賭け事あった方が、勝負は面白いやろ?(りり)
アンカーを決める勝負に、制服交換の賭けを持ちかけたりり。その理由を龍守逢に聞かれ、こう答えました。
りりは第8話で初登場ですが、関西弁を口にしているところを見ると関西出身?蝋梅学園、“留学組”が多いのは知っていましたが、関西地方からもいるんですね。地元の小路や景の言葉に訛りがないところを見ると、蝋梅学園は甲信地方あたりにあるのかもしれません。
さて、このセリフや勝利後の「こんなに楽しかったの初めて」という言葉から、りりが競争を楽しむ勝負師タイプであることがよく分かりました。また、これまで小路とはさほど交流がなかったはずですが、制服を賭ければ小路が本気になることを見抜いていた点も興味深いです。
さまざまな面を見せてくれたりり。第8話でたくさん登場してくれた逢も含めて、1年3組はホントいろんな生徒がいて面白いですね!
負けるな小路~!(江利花)
小路とりりの対決は白熱した一戦となりました。その後半戦で出てきたのが、この江利花の応援でした。視聴者的にもどっちが勝つか分からない中、江利花のこの大きな声援はインパクトがありました!
ビジュアル的にも、この直後に息継ぎの瞬間に二人の視線が合うシーンなど見どころ一杯の水泳対決でしたね!
こんなに必死に誰かと競争したの初めてだったよ!
りりとの競争では、単純な速度は小路の方が勝っています。さすがの身体能力ですが、ターンで大きな差をつけられてしまいました。こういう技術で訓練している人に勝てないのは仕方ないところ……。
決着がついた後、勝ったりりは真剣勝負を楽しんだと振り返ったのに対し、小路は悔しさを露わにし、体育祭では勝ちたい!と強い思いを口にしました。これまで様々な小路の表情を見てきましたが、こんな表情を見るのは初めてです。
ここで出てくる「競争」というワードが、第8話では非常に重要だと感じました。詳しくは考察パートで見ていきましょう。
第8話考察:よき友達がいるからこそ、競い、切磋琢磨できる!
内面を描いてきたこれまでの話と、雰囲気の違いに要注目
第8話中に説明されますが、小路は勉強面でも運動面でも、クラスメイトと競争をしたことがありませんでした。言うまでもなく、小学校時代はクラスメイトがいなかったからです。
そんな小路が、水泳でりりと競争し、負けてしまいました。競争が初めてということは、負けるのも初めてということです。初めて感じたであろう悔しさを隠すことなく見せた小路、きっと体育祭に向けて努力をすることでしょう。その過程で得られるものは、とても大きいはずです。
本作はこれまで、小路やその友達が人間関係を構築する中で何かを得ていくことを描いてきました。第7話まではどちらかというと内面的な話が多かったのですが、この第8話では競争と勝敗という、目に見えるものが前面に出てきました。そしてそれに対し、小路が強く感情を出す展開だった点がとても新鮮でした。
勝ったり負けたりの競争の中で、切磋琢磨し成長する――小路はまた1つ、友達を通じて得がたいもを得ることが出来ました!