本作、すでに最終回が放映されました。ちょっと遅れてしまいましたが、なんとか3月中に記事をアップできそう。頑張ります。
さてさて体育祭に向けて様々なイベントが走っている中、第11話ではさらなる動きがありました。見ていきましょう!
※アイキャッチ画像ならびに本文中の画像は、©博/集英社・「明日ちゃんのセーラー服」製作委員会様公式HPより引用しています。
第11話、ストーリーまとめ!
母校に友達集合!最高の思い出がここに
体育祭が近づく蝋梅学園。でも小路が参加するもう一つの競技、バレーボールの練習がはかどりません。そこで小路は、母校の小学校の体育館を使って休日に練習することを思いつきます。
その小路のアイディアに対し、元担任のまこ先生は休日の利用を快諾してくれました。先生は小学校時代から友達が欲しいと言っていた小路のことを気にしていたので、友達を連れてくると言われたのがとても嬉しかったようです。
しかもコーチ役の鷲尾瞳はバレー部の練習のため欠席のはずでしたが、わざわざ手続きをしてまで練習に付き合ってくれることに。さらに他のクラスメイトも集まってくれました。
実はもう数年で廃校が決まっている母校。でもそこに、最高の思い出を付け加えることが出来ました!
第11話、名ゼリフ・迷ゼリフ!
ずっと友達欲しいって言ってたでしょ?(まこ先生)
休日にバレーボールの練習が出来る場所……ということで思いついたのが母校の体育館。そこで先生に連絡を取ると、思わぬ話の展開になりました。先生は小路に友達ができたことを泣いて喜んでくれたのです。
小路はきっと、「友達が欲しい」という言葉を何気なく口にしていたに違いありません。でもそれを聞く先生は、かなえてあげたいのにできないもどかしさ、申し訳なさを感じていたのでしょう。だからこその涙だったと思います。
この点はとても印象深かったので、考察パートでも改めて触れます。
そんなに楽しいか?(瞳)
個人的に瞳の存在は、序盤からずっと気になってました。長身の美女である彼女は、自己紹介回の第2話から既に目立っていました。ただ体育会系然とした雰囲気を隠さず、天然でワイワイとはしゃぐ小路とはタイプが違っていることも明らかです。
第8話の水泳対決の時も、盛り上がるクラスメイトを横目にクールに小路を見ていました。そんなこともあり、この子が友達作りのラスボスになるのでは……という予感はずっとしていました。
そしてとうとう登場した瞳。しかし表情こそ変わりませんが、わざわざ部活を休んでまで休日特訓に来て、午前午後と長時間練習に付き合っているあたり、実はいい人なのかも?小路に関心を持っていると思われるシーンもあり、少なくとも嫌っていることはなさそうです。
とはいえ、現時点で小路と友達ですという雰囲気でもありません。また、あと1話しかないことを考えると、瞳との仲が大きく進展するとも考えづらい。ちょっと残念ですが、今後の可能性が感じられたのはよかったかな~と思っています。
第11話考察:感動的なシーン……小路の友達作りの集大成!
このシーンをここで?!演出、構成が最高すぎる!
友達作りがテーマになっていた本作。友達たくさんできるかな?と緊張していた序盤を乗り越え、クラスの中に小路ファンが増殖していくのを視聴者も実感していたところでした。
まこ先生との会話は、その集大成のようなシーンでした。ずっと小路と一緒に過ごしてきた先生にとって、自分ではどうしようもなかった友達作りが無事にできたことに対する安堵感、喜びが見ているこちらにもダイレクトに伝わってきて感動的でした。
しかもこのエピソードには続きがありました。小学校は、小路の妹である花緒の卒業をもって廃校となる模様……これも突然の展開だっただけにちょっとびっくり。どうやら明日姉妹以外には子供もいないようですから仕方ないこととはいえ……小路がこの件を淡々と口にしているのも、逆に印象に残りました。
そんなあと数年で廃校になる学校に、小路のクラスメイトが全員集合!小路にとっても、先生にとっても、これ以上のサプライズはありません。Aパートの先生の涙と合わさって、とても感動する展開になっていました。
第11話という終盤に、不意打ちのようなタイミングで発生したこともインパクトをマシマシにしていたように思います。この演出、構成、お見事ですね!
さて次回は最終回。体育祭のフィナーレを飾る後夜祭で、小路と江利花の友情パワーが見られるはず!楽しみです!