ここまで2回に分けて設定を見てきました。最後に、本作に登場する各クラスの特徴を紹介したいと思います。
主人公・綾小路清隆が在籍するのはDクラス。それ以外のクラスにはどんなライバルがいて、どんな特徴があるのか?見てみましょう!
※アイキャッチ画像ならびに本文中の画像は、© 衣笠彰梧・KADOKAWA刊/ようこそ実力至上主義の教室へ製作委員会様公式HPより引用しています。
※当ブログは、アニメ版第1期の内容について触れていますが、アニメ版第2期で放映されるであろう部分についての内容には触れておりません。ご安心ください。
隙なし?能力完璧!Aクラス
リーダー:坂柳有栖・葛城康平
まずはAクラスから。この学校ではCP順、即ち成績順にクラスが並べられますので、Aクラスは一番成績上位のクラスということになります。
そんなAクラスのリーダーは、坂柳と葛城。坂柳は身体に不自由があるため運動系の能力は0ですが、頭脳や統率力は1年生全体の中でズバ抜けたものを持っています。
もう一人のリーダーである葛城は、筋骨隆々で質実剛健を絵に描いたような人物。体力・知力・社交性とオールラウンドに秀でた能力の持ち主です。
そんな2人が率いるAクラスは、他の生徒も全体的に能力が高く、入学から夏休みまでずっとCP1位を取り続けてきました。リーダーもメンバーも能力が高いAクラス、並大抵のことでは倒せそうにありません。
弱点!⇒リーダー2人の派閥争い
ただ、Aクラスにも隙がないわけではありません。先ほど坂柳と葛城がリーダーと触れましたが、どうやら2人はクラス内で派閥争いをしている様子です。
そして第1期終了時点では、葛城がやや不利な状態です。第1期の無人島の特別試験で、坂柳不在のAクラスは葛城をリーダーとして行動しました。しかし、清隆の策略にハマりDクラスの後塵を拝する結果になり、クラスからは葛城の責任を問う声が上がっています。
しかしそうした派閥争いも、他に敵がないという余裕から来るのかもしれません。クラスの能力が非常に高いことは間違いなく、Aクラスの牙城を崩すのはかなり難しそうです。
団結力で上を目指す!Bクラス
リーダー・一之瀬帆波
お次はCP2位のBクラス。このクラスの大きな特徴は、仲が良く団結力が強いことでしょう。リーダーの一之瀬は高い学力や運動力が備わっている上に、非常に人当たりが良く、自クラスのみならず他クラスとも進んで交流していくコミュ力の持ち主です。
そんな一之瀬が率いるBクラスは、他のメンバーも優秀かつ友好的な生徒が多数在籍しており、一之瀬を中心にAクラスを目指そうと団結しています。また、第1期でDクラスとCクラスが揉めた際に一之瀬がDクラスに協力して以来、BクラスとDクラスは同盟関係にあります。
弱点!⇒融和を重視しすぎてリスクを取らない
そんなBクラスですが、その団結力が弱点になることもありそうです。一之瀬を始めとしたBクラスは、団結を重視するあまりクラス内での争いを好まず、結果としてリスクある戦略を避けがちです。
第1期の無人島の特別試験では、ハイリスク・ハイリターンなオプションとして「リーダー当て」という要素がありました。しかしBクラスは、外したときのリスクを考慮しリーダー当てには参加しませんでした。
他クラスが様々な手を打つ中で、リスクを避けて安全策だけでAクラスを目指していけるのか?疑問もあるところです。
とはいえ現状は、そうした弱点よりは一之瀬を中心とした団結力による強みの方が上回っている印象。Aクラス同様、簡単に倒せる相手ではないでしょう。
恐怖政治で統率、攻撃的なCクラス
リーダー・龍園翔
続くCクラスはかなり異色のクラスで、リーダーの龍園が恐怖政治を敷いています。龍園はクラスの不良らを暴力で支配することで、クラス全体を統率しています。
そんなCクラスは他クラスに対してもかなり攻撃的で、学校にバレなければ物理的な攻撃も厭わずに使ってきます。
その一方、龍園は知力という点でも他のクラスのリーダー並、いやそれ以上であるため、謀略を使って他クラスを蹴落とそうとすることも忘れていません。
弱点!⇒龍園のワンマンチーム
かなり厄介なCクラスですが、弱点は龍園のワンマンチームと化しているところでしょう。何せ龍園に異を唱えれば、暴力的な制裁が待っています。クラスメイトは必然、龍園に従わざるを得ません。
そしてその龍園は、ハイリスク・ハイリターンな手を好みがち。第1期の無人島の特別試験では、Aクラスと密約を結んで「リーダー当て」オブションだけで他クラスを蹴散らす策略に出ました。こんな極端な戦法は、恐怖政治でクラスをまとめ上げている龍園以外には不可能です。
しかしそれは、龍園の作戦が失敗すると総崩れになるリスクも孕んでいます。事実、特別試験では清隆に策略を見破られ、全くポイントを獲得できませんでした。
それでもCクラスは、一発逆転を狙い他クラスへの攻撃の手を緩めそうにありません。今後どんな奇策で襲ってくるのか?要注意なクラスです。
不良品か?それとも良品か?Dクラス
リーダー・平田洋介
最後はDクラス。成績最下位のクラスだけにダメダメ人間の集まり……と思いきや、堀北の学力や須藤の運動能力、櫛田のコミュ力など、単一スキルだと学年トップクラスの生徒もいます。
とはいえ全体的には能力、というより意識が低すぎるDクラス。入学早々、生活態度が悪すぎてCPを0にしてしまう醜態をさらしました。そんなDクラスは、融和を良しとする平田がリーダーとしてまとめようとしています。
弱点!⇒各人の能力が極端で、団結できない
Dクラスの弱点は、団結力がないところでしょう。現状、平田がクラスメイトを鼓舞しているものの、Aクラスとの差がありすぎるためか、一致団結して他クラスを追い抜こうという機運に欠けています。
そしてDクラスは、個々人の能力が極端であるという弱点もあります。例えば堀北は学力はピカイチながらコミュ力が0に等しいし、須藤は運動能力は学年トップクラスだけど学力や協調性は全くありません。
まるで不良品の集まりのようなDクラスですが、第1期で堀北は「不良品はほんの少しの変化で良品に変わる」と言い切っています。そして、清隆の暗躍により無人島の特別試験でトップを取ったことで、意識に変化の兆しも見えます。
ダメダメクラスがどうやって覚醒していくのか?そこに注目です!
今後も楽しめる情報を提供していきます!
3回にわたって、「よう実」の設定をチェックしてきました。最初に触れた通り、「よう実」は設定が少し複雑な作品です。その設定を飲み込めているか、いないかで視聴後の感想も変わってくるでしょう。
今後も、皆様が「よう実」をフルに楽しめるような情報を提供していきますので、当ブログと更新情報をお知らせするTwitterのチェック、よろしくお願いします!