「恋する小惑星」 4話 感想 ~ キラキラ全開な夏合宿!みんなの距離が縮まった

©Quro・芳文社/星咲高校地学部

さあ、夏合宿です!
夏合宿回といえば、海!そして水着!
だと思ったんですが……
でも想像以上に、彼女たちらしい合宿な回でした!

※アイキャッチ画像ならびに本文中の画像は、©Quro・芳文社/星咲高校地学部様公式HPならびにTVアニメ「恋する小惑星」公式ツイッター様アカウントより引用しています。

地学部の本領発揮な、ガチ夏合宿!

向かうはつくば市!地質標本館へ

夏合宿へ向かう地学部の一同。
行き先は、なんと地質標本館とJAXA!ガチや!想像以上にガチや!

なお両方ともに、所在地は茨城県つくば市。遠藤先生が高校生のときに住んでいた上に祖父母の家もあるということでこの提案になったとのこと。
遠藤先生は茨城県出身なんですね。

見るからにソワソワしてる美景。彼女のこういうところがかわいい!
TVアニメ「恋する小惑星」公式ツイッターアカウントより画像引用

まずは地質標本館から。ツインテールにまとめた美景、見るからにソワソワしています。いつも図鑑で見てるからと強がっていても態度はバレバレ。かわいいですね!

その期待を裏切らず、標本館の中はまさに美景にとって夢の世界!珍しい鉱物がいっぱいの館内は、彼女にとっては夢の国より価値があるのでしょう。標本にかぶりつくように眺める美景、もはやちょっと変な人です(笑)ミニスカートなんだからがに股はやめなさい! そらモンロー先輩も遠ざかるわ!
でもそんな盛り上がる美景を見て盛り上がるいの先輩。この2人、合宿に来ても平常運転なようで(笑)

美景に憧れるいの先輩。ちょっと変でもついていきます!
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しかしいの先輩、お気に入りの石が桜石という辺り、想像以上に美景のことを慕っているのですね。麗しい友情です。
もっとも地質班以外にとっては、お金やら食欲やら……こちらも割と平常運転(笑)

でも実は、ここには見学以外にも大きな目的がありました。第2話の新歓BBQでみらが拾った石。これが化石かどうかを学芸員に判定してもらおう、と美景が提案してくれたのです。
川原の石が、数万年前の化石かも……これはもしかして、すごいビッグな発見に繋がっちゃうのか?!みらは超前のめりになって学芸員に質問します。

食い入るように化石を見つめる面々。天文班と地質班、お互いに刺激を与えあっています。
TVアニメ「恋する小惑星」公式ツイッターアカウントより画像引用

でも結論からいえば、みらの石は化石ではありませんでした。忍石とも呼ばれる、偽化石というマンガンなどが流れ込んで植物の模様のようになる現象である可能性が高い、とのこと。

偽物かぁ、とがっかりするみら。
でも学芸員が熱心に確認をしてくれた結果、小さな小さな骨や鱗が混じっていました。小さいながらも立派な化石、というお墨付きを得て、大喜びのみら。
そしてそんなみらを見て、ホッと安堵する美景。あれだけ盛り上げておいた責任を彼女なりに感じていたのでしょう。やっぱり真面目な子ですね。

天文班のターン!でも情報はあまりなかった

翌日はJAXA、宇宙航空研究開発機構へ!
ここならみらとあおが求める、小惑星探しの情報が得られるかも!

本物のロケットを前に、テンションMAXの天文班!それを見た美景、はしゃぎすぎと冷ややかに言いますが……君も昨日はこんな感じだったよね(笑)

JAXAで小惑星の情報を集めるみらとあお。でもここは天体そのものを研究する施設ではなかった……
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さてさて、みらとあおの求める小惑星探しの情報は?
……残念ながらここには小惑星探しのヒントはありませんでした。JAXAは宇宙開発のための施設。天体自体を研究する施設ではないのです。小惑星探しに詳しい学芸員はいないとのこと。あおが勇気を出して聞いてみたのに……肩を落とす2人。

心の距離が縮まった、二度と来ない夏休み

遠藤先生、実は小惑星探しをしてた、だと?

しかしそれ以上に重大な情報が続々と。
2人の夢が小惑星発見とここで初めて知った遠藤先生。実は彼女も高校生のときにそれを夢見ており、なんと小惑星を探す高校生のためのイベントに参加していたとか。そんなイベントがあったのか!とビッグな発見に大喜びするみらとあお。
選抜課題もあるこのイベントは参加するだけでも難しい。でも夢が大きく前進するかも、と月を眺めながら語り合う2人。
2人の友情は、本当にステキです。

それにしても身近にこんな強力な味方がいたとは!意外な展開ですね。
でも遠藤先生が、入部した日にちゃんと話を聞いていれば、もっと早くここまでたどり着けたのですけど(笑)
2人の姿に、昔の自分を重ねたのでしょう。小さく笑顔を浮かべる先生でした。

モンロー先輩の夢は、宇宙飛行士!

そして、モンロー先輩の夢も分かりました。なんと彼女は宇宙飛行士になりたいとのこと。JAXAの宇宙飛行士養成コースではいつになく真剣にメモを取って、ロケットを真剣な眼差しで見つめていましたが……やはりそうなのか。

しかし宇宙飛行士は、作中の解説いわく訓練に参加するだけでも、963人から10人まで選抜されるほど狭き門。モンロー先輩は言います。大きすぎる夢だからここまで言い出せなかった、と。

夢は遠い。でもだからこそ、チャレンジなんだ!
TVアニメ「恋する小惑星」公式ツイッターアカウントより画像引用

でもここには、その夢を笑う人などいない。好きなことに熱中する地学部員は、人の夢を笑ったりしない。みんな、先輩の味方です。
静かに、でも胸いっぱいに感謝するモンロー先輩。地学部一同の心の距離が、ぐっと縮まりました!

BBQにスイカ、花火とおじいちゃんの家では大変なもてなしが。これは普通の合宿所に行くよりも、よい思い出ができたに違いありません

BBQにスイカに花火……田舎の夏休み。だからこそ思い出に残るワンシーン。
TVアニメ「恋する小惑星」公式ツイッターアカウントより画像引用

そして翌日は、予定を変更して国土地理院へ!これもつくば市にある施設です。今度はいの先輩のターン!一昨日、昨日の面々のように目を輝かせるいの先輩。かわいい!
遠藤先生はいの先輩が地図に興味があったとこれまた初めて知った模様。お互いのことを深く知る、素晴らしい合宿になりました!

漠然とした夢が少し具体的になった合宿。みらにとっては素晴らしい、二度と来ない高校1年生の夏休み
みら演じる高柳知葉さんのしっとりとしたEDをバックに、またしても最終回のような終わり方。

こうしてキラキラとした第4話は幕を閉じました。

やりたいことより、やっていることが大切!

夢を追う彼女たち。だからこそキラキラしてる!

残念ながら夏合宿の回につきものの水着はありませんでしたが(笑)、キラキラな地学部員たちを見ることができた夏合宿回でした!むしろこっちの方がよかったかも!

まず注目するべきは、みらたちの夢のとっかかりができたこと。きら星チャレンジという、小惑星探しをする高校生のためのイベントがあると遠藤先生が教えてくれました。

現状、彼女たちは夢はあるものの知識や機材がまだまだ足りない、という状況です。
もし参加できたとしたら、夢を叶えるためには何をするべきか?そこをしっかりと学習する素晴らしい機会になりそうですね。

具体的な目標ができた2人。ただの夢じゃ終わらせない展開が、本作の魅力です。
©Quro・芳文社/星咲高校地学部

そしてその流れで分かったのが、遠藤先生とみらたちの繋がりです。実は遠藤先生も、小惑星探しを夢見ていました。そしてかつて、きら星チャレンジに参加していたことも。かなりガチだったんですね。
ここまではイベント好き、温泉好きのパリピ(笑)な先生かと思いましたが、実は生徒思いの素晴らしい先生でした。今後みらたちのアシスト役として活躍してくれそうです。

なお、この種のイベントは、実際に各地で催されているようです。そして本当に小惑星を発見した高校生もいるとか!
ただの夢じゃない設定、というのがいいですね!

ひょうひょうとした遠藤先生にもさまざまな思い出が。今度は生徒たちに思い出を作ってあげる番ですね
©Quro・芳文社/星咲高校地学部

そして夢といえばもう1つ。モンロー先輩の夢は、宇宙飛行士になることでした。これは確かに壮大な夢です。

宇宙飛行士になるには様々な条件があります
作中では出てきませんでしたが、まず医学や生物学などの自然科学系の研究者である必要があります。その上で、作中出てきた健康であること、英語ができること、協調性があることなどが必要になります。これは相当に高いハードルです。

確かに、天然なモンロー先輩でも言い出しにくい、険しいほど大きな夢なのは間違いありません。でもだからこそ真剣さが伝わってくるし、応援したい!それはきっと他のキャラクターたちも同じ思いでしょう。
英語も協調性もまだまだですが(笑)頑張って欲しいですね!

みんなの熱に押されてやりたいことを見つけたいの先輩。地図関係の仕事は、今熱い分野です!
TVアニメ「恋する小惑星」公式ツイッターアカウントより画像引用

いの先輩は詳しくは言っていませんでしたが、地図に携わる仕事に携わりたいと具体的に思い始めたのでしょう。

地図に携わる仕事というと地味っぽく聞こえますが、カーナビ、インターネット、そしてスマートフォンの登場で地図の活用範囲はぐっと広がりました。地図の研究者、実務者はまさに今求められている仕事なのです。本当に地図のスペシャリストになったとしたら、引く手あまたの人材になれるでしょう。好きなことが世の中に役立つ……これは本当に素晴らしいことだと思います。

やりたいことがなくたって、夢中になっていればいい!

一方の美景。
彼女は具体的な将来の夢がなく、ちょっと悩んでいるみたいです
でも、それはそれで全然オッケーだと思います。

昨今は、何かと「やりたいこと」を求められる時代です。就職活動が一番の典型ですね。「あなたは入社したら何をやりたいですか?」と。
これ、面接では当たり前レベルに定着した質問ですが、実は30年前はなかったそうです。

それにつられてかどうか、やりたいことがある=しっかりしてる、偉いという風潮ができ、逆にやりたいことがない、というと真剣に考えてない的なイメージまでできてしまいました。生真面目な美景のことです。彼女の悩みは、その辺から来ているのでしょう。

今はやりたいことがない美景。でも夢中になっていれば、きっと目標は見つかるよ!
©Quro・芳文社/星咲高校地学部

でも、大人になって思うのは、「やりたいことってそんなに大切かな?」ということ。
ちょっと意識が高い人にやりたいことを聞くと、やりたいことをスラスラと答えてくれます。でもそれに向かってちゃんと行動しているかというと……?
私が知る範囲では、やりたいことに向けてしっかり頑張ってる人はかなり少ない。口ばっかりで行動しない人がほとんどです。私も、以前はそうでした。

美景には、今はやりたいことがありません。
でも彼女には大好きな地学があって、それを地道に学習できるという長所があります。なにかに熱中していれば、やりたいことは自然と見つかるもの。
だから、全然気にすることはないのです

口先だけではなく、一生懸命行動する人、夢中になって何かに取り組む人は、それだけで輝いて見えます
そしてその結果、目標にたどり着いたとしたらとても素晴らしいし、そうでなくても「あのとき夢中になって楽しかったな、よかったな」と後から思えたとしたら、それも素晴らしいことだと思います。

一生懸命何かに取り組む。
好きな何かを熱心にやり続ける。

そういう何かを見つけた人は、幸せな人だと思います。
そしてすでに、それを持っているみらたち地学部の部員たち。
だからこそ、輝いて見えるのでしょう!

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