※アイキャッチ画像ならびに本文中の画像は、©2019 田村由美・小学館/7SEEDS Project様公式HPより引用しています。
人類を残すため……国家のビッグプロジェクト、7SEEDS!
生きていた柳!でも様子がおかしいぞ
アバン部分、虫の群れの中に落ちたにも関わらず生きていた柳。
大揉め必至の場面でしたが、柳は落ち着き払って「ここを抜け出す鍵がある」と皆を先導します。
第1話とはキャラが全然違う……柳、何を考えている?
脱走を企てるナツと嵐。しかしこの島は危険な植物だらけ?!
Aパートに入り、チームがチェンジ。
テントで寝込む嵐。横で泣くナツ。
どうやらナツが採ってきたキノコに毒があったようで……それを試食した嵐は食中毒になってしまった模様。
自分のせいだと泣くナツ。しかし嵐は笑って彼女を励まします。怒ってもいい場面ですが、嵐、やっぱりいいやつだ……
ただこの場面でも、彼女の花のことを気にかけています。彼女も同じようにサバイバルしていると知ることはあるのか……?
復活した嵐。ナツと他愛もない話をして盛り上がります。かすかに赤くなるナツの顔。
ん~、嵐はイケメンだしナツのことをかばってきたし、惚れてまうのも無理ないことですねぇ。
そんな2人は、牡丹について話をします。
嵐もナツも、牡丹が態度や言動から何か知っていると疑っています。
そこから嵐が出した結論は、牡丹が誘拐犯だということ。だとしたら一緒にいるのは危ない。嵐とナツは脱走することに。
しかしこの島、動物がいません。何か知っているはずの牡丹も、そこが気になっています。
その答えは嵐とナツが身を持って体感することに……この島には巨大な食虫植物が多数いたのです!
植物に食べられる嵐とナツ、絶体絶命?!
いやしかし、第1話の虫の大群もキモかったですが、植物もそれ以上にキモい……!
そんな絶望的な状況でしたが、ナツと嵐は助かります。
目の前にいたのは、サングラスをかけた長身の男、百舌。華麗なナイフさばきで植物を狩り、そしてネズミ的な動物を仕留めて食事にありつきます。彼は仲間とはぐれたといいますが……?
また、この状況を政府のプロジェクトと言い出します。
一体何のこと?

©2019 田村由美・小学館/7SEEDS Project
その煙に気づいた牡丹が、蟬丸を連れて3人と合流。
自分が疑われるのは得策でないと判断した彼女は、ついにこの状況について語りだすのです。
国家プロジェクト7SEEDS。ナツたちは選ばれた人間だった
牡丹は言います。地球に隕石が落ちてくると予測されたと。
蟬丸の言う通り、ありがちな終末予言みたいな話です。
しかし牡丹いわく、それは予言ではなく予測であると。恐竜の絶滅がそうであったように、地球が異常気象に見舞われ、人類が危機に陥ると予測されたそうです。
そして最悪の事態を想定した各国政府は、あるプロジェクトを実行します。
選ばれた7人とガイド役1人をコールドスリープと呼ばれる技術で冷凍保存。
そして環境の激変が収まったところで起こして人類を残す。
これが本作のタイトルでもある、7SEEDSプロジェクトだったのです……!
ガイド役の牡丹は続けます。日本は5つのチームを作ったと。春夏秋冬、そして夏だけはAチームとBチーム。つまりこの世界に日本人は40人いることが分かります。
彼らは夏Bチーム。夏チームだけ2つあるのは気になりますね。
コンピュータで条件に合致した人物が人選されたナツたちは、ある夜に連れ出され、知らぬ間に冷凍されたと告げられます。
それを聞いた嵐が珍しく激昂し、牡丹に詰め寄ります。
彼女の花にもう会えない……それを知った彼は走り出します。
追いかけるナツ。そこには、海を眺めながら涙を流す嵐の姿がありました。よほど花に会いたいのでしょう……
彼の姿を見て、ナツも涙するのでした。
柳の理想を胸に、富士を目指す花たち
柳には柳の理想があったが……
一方、花たちがいる春のチーム。
柳に黙々と付いていきます。
どうやらこちらのチームは、独裁者の柳がガイド役だったようです。
彼らも7SEEDSプロジェクトについて聞かされていたようです。ただしこの道中なのか、それともこれ以前なのかは不明ですが……
何にせよ、戦場のヒーローになりたくて自衛隊員になったという柳。
しかし日本の自衛隊は基本的に戦いません。だからヒーローになりたかった柳は、ガイド役を引き受けたようです。危険いっぱいのこの島で、女子供を守っているという自負を感じている柳。
第1話ではイケてない独裁者だった柳ですが、実はいろいろ抱えていたということでしょう。
何にせよ、ひたすら歩き、謎の洞穴に入れと促す柳。
花が怪しいと勘付きます。子供の頃見た、生きたまま蜂の巣に連れ込まれる青虫のごとく、自分たちは生きたまま餌になろうとしていると……!
花の予想通り、柳は巨大カマキリの幼虫に寄生されていました。柳の体を引き裂いて出てくるカマキリの幼虫、これはグロ映像要注意!!
そして気づくと、洞穴の中は巨大カマキリだらけ……!絶体絶命!せっかく隕石を生き延びたのに助からないのか?!
しかしそこで、花の「これじゃプロジェクトは大失敗、それでもいいんですか!」という喝を受けた柳は、ライターを手にして自分に火を放ちます。
絶命の直前、彼は重要な事実を伝えます。
自分たち春のチームは東京の地下に眠っていた。
だから西に行けば大陸があるはず。そこで7つの富士を目指せと。
火だるまになった柳。しかしそのおかげで日を怖がる巨大カマキリたちは逃げ、花たちは脱出できたのでした。
「俺はヒーローになれなかった……けど、お前らは……生き残れよ……」
という、命がけのメッセージを残して。
7つの富士とは?花たちのチャレンジが始まる!
逃げおおせ、海で一息つく花たち春チーム。
天才少年、野火桃太郎は柳の言っていた7つの富士のことを知っていました。
阿寒富士、名取富士、能登富士、荻野富士、富士山、神戸富士、土佐富士、豊後富士のことだろう、と。
なんか1つ多いような気がしますが……これのうちの7つなのか、それとも富士山を除いた7つなのか?
ここは関東だという話なので、一番近いのは荻野富士です。
こんなときほど、人間性が出ます。
絶望的状況でも目標を立てて何とか生きようとする万作。人間の基本、食事を採ろうと提案するちさ。
ところがハルは、絶望して入水自殺を図ろうとします。
追いかける花。
彼女にハルは言います。自分は年末のピアノのコンクールを最後の目標にしていたと。それなのにこんな事になって……。第1話の冒頭でピアノを弾いていた彼。
コンクールにも並々ならぬ思い入れがあったのでしょう。
しかし花はそんな彼を叱咤します。最後なんて誰が決めたんだ、自分が最後と決めなければ続くんだと。自分が諦めなければ最後なんかじゃない……
そう口にする花の脳裏には、嵐の姿が。
ハルを激励しているように見えて、自らを激励する花。
嵐と花、相当な想いで繋がっていることが分かります。
もっとも、春のチームと夏のチームが同じ時間軸にいるかどうかは現時点で不明です。コールドスリープから目覚めるタイミングは、同じプログラムだとしたら同じなのかもしれませんが……。
新たな目標、7つの富士、その中の荻野富士を目指し、再び大海に漕ぎ出す花たち。
島に、柳のお墓を残して。
とんでもない舞台設定!考察すると深すぎる。
交配と種の保存について考えてみた
いやはや、とんでもない世界観が隠されていた作品でした……!
滅亡する地球から人類を守るための「7SEEDSプロジェクト」。
ナツや花は、人類という種の保存のために選ばれた人間だったのです。
その観点から見ると納得する点も。
春チームも夏チームも、ガイド含めて男女が半々になっています。
種の保存を意識しているのでしょう。
作中でも示された通り、ガイド役以外は皆10代ぐらいの若者のようです。これも繁殖を意識してのことか。
ここで個人的考察。
繁殖を意識するなら、男性よりも女性を増やすべきだったのでは?
哺乳類は基本的に、メスの体の中に子供を宿します。人間の場合、女性は約280日妊娠します。その間、別の子供を宿すことは出来ません。
一方、男性はそういったことを無関係にいつでも交配可能です。単に子供を増やすだけならば女性を増やしたほうがいいわけです。
とはいえ、父が同じ子ばかり揃っては、次の世代で近親交配になってしまい、その次の世代を残すことが難しい。そこまで考えて半々にしているのかもしれません。
さらに個人的な考察ですが……
牡丹いわく、ガイド役以外の7人はコンピュータで選ばれたと言われています。これもやはり、種の保存の観点から、それが可能であると判断されて選ばれているのでしょう。
本作の原作は2001年に始まっています。パソコンを始めとしたコンピュータが爆発的に性能を上げていった時代に重なりますね。
もし今頃原作がスタートしていたとしたら、7人はAIによって選ばれた、という設定になることでしょう。
プロジェクトに向いていなさそうなナツ。でもだからこそ選ばれた?
しかし、登場人物を見ると「そのコンピュータ、ホントに大丈夫?」という疑問も。
体力に優れた万作や百舌、生活力がありそうなちさが選ばれるのは分かる。
藤子は宇宙飛行士を目指すぐらいだから、頭脳明晰なのでしょう。
嵐や花のように前向きな性格は、生き延びるための必須能力ですからこれも納得。
蟬丸は……女好きは繁殖力が優れている証拠、という見方はまぁ可能か。
しかしナツやハルは、どう見ても種の保存に向いているように思えません。
体力があるようには見えませんし、性格も後ろ向き。
ナツはこれといった技能はないし、ハルのピアノという技能は、このサバイバル環境ではあまり役に立つように見えません。
そして春チームの眠れる少女、ひばりは現時点で目すら覚ましません。もっといい人選があったような気もしますが……。
しかし一方、多様性という観点を持てば納得がいくかも。
同じ特性を持った個体ばかりでは種の多様性が保てない。だから敢えて種の保存に向いていないような個体を混ぜたのかも。
そこまで考えると7SEEDSプロジェクトすげえな、と思います。
また、向いていないと言ってしまいましたが、それは現時点の話。ナツがサバイバルを通じて成長していったとしたら?
彼女を選んだコンピュータはそこまで計算したのかもしれません。
そこまで考えると激アツな設定です。
人類の保存を賭けた7SEEDSプロジェクト。
彼ら、彼女らはそれにどう応えるのか?
どういう成長を見せていくのか?
この辺を今後しっかり見ていきたいと思います。
7つの富士を調べてみた
最後に、ちょっとした観光案内。
作中出てきた7つ(8つ?)の富士を調べてみました。
ちなみに地域の山を富士山に見立てたものを「郷土富士」と呼ぶそうで、その数は400以上とも。
そのうちからこの8つを選んだのは何か深い事情があるのでしょうか?もっとメジャーな郷土富士もあるみたいですが……
都市部の近くにあるものもあり、富士山を除けば標高もそれなりな山が多数。ご近所の方は聖地巡り兼ねて散策してみるのも面白いかもしれません。
ただし山に入る際は装備をしっかり!
標高が低くても、軽装は危険ですよ!
※以下の情報・画像はWikipediaより引用しました。

北海道釧路市など。標高1,476m。
その名の通り阿寒湖に近い。

石川県輪島市など。標高341m。
山頂からは、西、北の方角に日本海も見えるとのこと。

神奈川県厚木市など。標高633m。
首都圏から一番近い。花たちがまず目指している場所です。

静岡県富士宮市、山梨県富士吉田市など。標高3,776m。
説明不要!日本一の山。私は山頂まで登ったことがあります。
5合目までならバスなどで登ることも可能です。

兵庫県神戸市。標高470m。
大阪圏から一番近距離。ハイキングコースも整備されているようです。
土佐富士(鴻ノ森)
こちらだけwikipediaに項目なし。なぜここをチョイス?
高知県高知市など。標高300mぐらい。
夜景が非常にキレイだそうです。

大分県由布市など。標高1,583m。
大分では有名だそうで、山頂からは絶景が!
















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