あおが転校?!みらとの小惑星探しはどうなっちゃうの?
そんな2人に姉のみさが大胆提案!果たして、希望は、夢は叶うのか?
他、卒業式を前にした揺れる乙女たち……第9話、スタートです!
※アイキャッチ画像ならびに本文中の画像は、©Quro・芳文社/星咲高校地学部様公式HPならびにTVアニメ「恋する小惑星」公式ツイッター様アカウントより引用しています。
転校を阻止したい!あお、必死の訴え
あおの作った提案書を見た母親は……?
あおの父親が転勤……それによるあおの転校を避けるために、みらの家に居候するよう提案したみさ。
思いもつかない策でしたが、これならこれからもみらと一緒に活動ができる……!あおはみらと共に、両親を説得しようと決意します。
夜、母親に向かって、1人でこちらに残りたいと伝えるあお。しかし母親は、経済的な理由と、あおが炊事も洗濯も苦手なのに、と否定的な雰囲気。あお、家事はあまり手伝ってこなかったんですね。
あおはそれに対し、家事はこれから練習する、経済的なことは木ノ幡家に同居することで解決する、というプランを提示します。そこには提案書もありました。一生懸命みんなで作っている姿が浮かぶようです。
とはいえ母はそれでも懐疑的です。よその家に自分の子供を預けるなど考えもしていなかったのでしょう、提案書に対し「甘い」と言います。
それを聞いて諦めそうになったあお。しかしみさの「子供らしく悪あがきしてみようじゃないか」というセリフを思い出し、自分の気持ちを強く伝えます。みらと一緒に夢を追いかけたい、だから同居を認めて欲しい、と。
それを見た母は、こんなに自分の思いを言ってくれたのはどれぐらいぶりなのか……とあおの気持ちを汲み取り、ここで提案を却下することはしませんでした。父親が帰ってきてからもう一度話し合おう、とあおの頭をなでる母親。自分の意見をはっきりと言えるようになった、成長した娘の姿が少し嬉しかったのかもしれません。
木ノ幡家も交えた話し合いも成功裏に終わったようで、結果的にあおは木ノ幡家に居候することで決定!あおは転校を免れました。喜びに沸く地学部(+新聞部)、よかった、よかった!!
美景xすず、意外な組み合わせから出てきた思いは……?
この件でも世話を焼いてくれたすず。
しかし彼女は、大好きなみさが一人暮らしするほど遠くの大学に進学する……それに対して気持ちの整理がついていないようです。メッセージを送っても返信がないし……。
と思ったら、スマホに着信が。なんと美景でした。接点があるように見えないすずに美景が連絡した理由……それはバレンタインデーに渡すチョコの作り方を教えて欲しい、ということでした。
まさか男性に?!と興奮したすずですが、何のことはない、渡す相手は地学部員……友チョコでした。もっとも友チョコすら渡したことがないという美景としては、これでもかなり勇気のいる決断だったようです。
これはしっぽりこってりお手伝いしなければ!張り切るすず。しかしそんなすずに、美景は何気なく言います。あんたも友チョコとか本命チョコ渡すんでしょ、と。
これには意表を突かれたすず。これまでみさにチョコは渡してきたものの、冗談めかしてしか渡したことがなかった。でも、彼女はもうすぐ引っ越してなかなか会えなくなってしまう。それなら……
バレンタインデーの前日、美景とすずがチョコ作りに取り組みます。市販のチョコをただ溶かして固めて形づくればいい……と思っていた美景ですが、すずはそれでは美味しくならない、と熱弁。自分も石のことを語るときはああなのか……とちょっと冷静になってしまう美景。
すずの指導を受けて、チョコ作りに取り組む美景。おかげさまで、キレイで美味しそうなチョコができました!
美景の初友チョコをもらい、美味しいと笑顔を浮かべるすず。調子に乗って、美景にツンツンしてるより素直な方が魅力的なのに、などと冷やかします。
しかしそれを聞いた美景、すずに対して、お調子者で本心を見せてないじゃない、私たち難儀な性格よね~と苦笑します。
不意に受けた逆襲に、すずはちょっと固まってしまうのでした。美景、人付き合いは得意ではなさそうですが、観察眼はしっかりあるみたいですね。
で、バレンタインデー当日。
結局渡すときはツンツンしていた美景。でもその気持ちはしっかり伝わったようで、後輩たちはとても喜んでくれました!みらは速攻で完食してましたが(笑)
喜んでくれたことが嬉しかった美景。自分はうまくいった、あっちは大丈夫かな……と空を見上げます。
ちょうどその頃、すずは本命チョコを持って生徒会室に。みさに自分の気持ちを伝えていました。
夕暮れの生徒会室、2人でどんな会話を交わしたのか……?
それはご想像にお任せ、ということか、本編で描かれることはありませんでした。
卒業式、そして新たな生活のスタート!
終わってみて初めて知る、部活の楽しさ
時間は進み、3月。
モンロー先輩は無事に合格した模様。喜んでくれる後輩たちを見ながら、ふとこれまでのことを振り返ります。
3年生になる前に合併して地学部になった天文部。この頃、美景はモンロー先輩のことを「森野さん」と名字で呼んでいます。モンロー先輩も彼女とはあまり気が合わないと思っていた様子。
しかも、「学校都合の合併を飲んで部長として部活を上手く回せば内申点がよくなるかも?」とも思っていたようで。彼女にとっての部活は、楽しむものではなく夢(≒大学受験)のためだったことが明かされます。
案の定、そんなドライなモンロー先輩と当初は対立気味だった美景。もっともそこにいの先輩が間に入ってくれたおかげで、とりあえず新生地学部は活動を開始。さらにみらとあおが入部し、部は活気づきます。
皆それぞれに部活を通してやりたいことを追求している。楽しんでいる。そんな熱中している彼女たちの姿が羨ましい……と思うモンロー先輩。部活はステップアップのため、という彼女ですが、部員たちのそんな姿を見て責任感を感じたのか、部長としての職務に打ち込むようになります。そうやって一歩引いて全体を見ていたモンロー先輩ですが、でもそれって楽しい?という疑問をずっと持っていたのでした。
そんな気持ちを抱えつつ、卒業式当日。3年生2人には、後輩たちからのプレゼントがありました。モンロー先輩には文化祭で作った月の模型、美景にはこれまた文化祭で展示した地質標本のミニチュア。そしてさらに、モンロー先輩を含めたアルバムも。
そこで彼女は気づきます。自分が部活を通じてこんなにも笑っていたことに。
日が落ちて、3年生2人は家路につきます。面倒事も多かったけど部活は楽しかった、と振り返る美景の言葉で、モンロー先輩は涙します。自分もちゃんと楽しかったみたい、と。そんな悩みを持っていたとは全く知らなかった美景、真面目すぎ!と言います。いや、あなたが言いますかね?とも思ってしまうわけですが(笑)
そして続けます。4月からは大学生活を楽しみなさいよね、私も近くにいるんだし……と。モンロー先輩、美景が先に合格していた大学に受かっていたんですね!
手を差し伸べる美景、その手を取るモンロー先輩。
あれほど気が合わないと思っていた2人は、1年で親友になっていた……印象的なシーンでした。
みらとあお、同居初日にいきなりケンカ?!
卒業式も終わり、みさは無事に引っ越したのでしょう。そこにあおが引っ越してきます。
片付けを手伝うと張り切るみら。しかしあおの荷物を勝手に開けてしまい、あおは怒ります。引っ越し初日からケンカ?うーん、プライバシーに対する距離感がお互い掴めていないようで……。
そんな2人の間にみさが立って仲裁に入ります。違う環境で暮らしてきた2人が同居するのが大変なのは当たり前、と言ってあおをなだめます。そしてみさは、あおに頼み事を。みらのことをよろしく頼む、と。
一方のみらも、ケンカしてしまったこと、その原因が自分の軽はずみな行動にあったことを反省したようで。あおに泣きながら謝ります。
あおは彼女のことを許して、プレゼントを渡すのでした。星座柄の入ったお揃いのマグカップ。クリスマスのときに選んでいたものですね!
本当は転校の際に渡そうと思っていたこのプレゼント。これからは2人で揃って使える……1年前はお互いがどこにいるのかも知らなかったのに、今は一緒に暮らしている。その不思議な幸運を、あおは空を眺めながら感じるのでした。
もっともコーヒーの味付けも、甘いのが大好きなみらとブラックがいいあおで正反対のようで……(笑)お互いのことを知るのはこれから、ですね。
そして4月!みらとあおも2年生になりました!
さっそく勧誘活動を開始するみら。でも勝手な勧誘活動は禁止!といの先輩は慌てて止めに入ろうとしています(笑)
そして1年生の教室には、美景の妹千景と、文化祭で見た七海悠が……?!
波乱の予感を感じつつ、第9話は幕を閉じます。
みんな、色々なことを考えている……別れを前に揺れる心
感謝を形にするのは大切!美景、またちょっと成長した!
いろいろなキャラクターのいろいろな側面がイベントによって現れた、そんな第9話でした。
まずは美景。
恥ずかしいからか、いつもツンツンして素直に気持ちを伝えられない彼女。でも、地学部として活動したこの1年、彼女は後輩、そして友達にも恵まれてきました。やりたいことがないという自分の悩みを聞いてくれ、一歩踏み出すきっかけを作ってくれた仲間たちに感謝している姿は、これまでも都度都度見えていました。
そんな部員たちに感謝し、改めてチョコレートという形になるものを渡した美景。
美景の感謝の気持ちは、部員たちも分かっていた。でも形になるものを渡すことで、もっとそれを受け取ることができた。
後輩たちが喜ばないわけはありません。

TVアニメ「恋する小惑星」公式ツイッターアカウントより画像引用
感謝の気持ちを表すことで、繋がりはもっと深くなる。美景はきっとそれを感じたことでしょう。
人付き合いが得意には見えなさそうな美景ですが、これが1つ、今後の人間関係を作る自信になるといいですね!
モンロー先輩と部活の意外な関係とその変化
次にモンロー先輩。
彼女の場合はもっと複雑でした。実は部活を大きな目標のステップアップの1つぐらいにしか認識していなかったことが卒業式の日の回想で明かされます。
性格もやりたいことも違う美景と、学校の都合で一緒になってしまったモンロー先輩。ほどなくして、天体が大好きな1年生も加入してきた。そんな彼女たちを見て、モンロー先輩は部長としての役割の重大さを感じ、やりたいことよりやるべきことを必死にこなす日々を送ることになりました。
そんな中で、彼女は疑問を持ちます。みんなは部活を楽しんでいる。でも私は部活を楽しんでいるのか、と。

TVアニメ「恋する小惑星」公式ツイッターアカウントより画像引用
この展開はちょっと意外だったというか……
モンロー先輩は、第1話からずっと、「良き先輩、良き部長」としていつも笑顔で後輩たちと接していました。そんな彼女がまさか、こんな悩みを抱えながら1年も過ごしていたとは。
でも確かに、ある意味分かりやすい美景と違い、モンロー先輩の個人的な気持ちを描いたシーンは少なかった。
数少ない彼女を丁寧に描いたシーンでは、確かに普段のおちゃらけた様子とは異なり、真摯に、だからこそ迷いながら、言葉を選ぶように話していたのが印象的でした。この卒業式を見てから振り返ると、あれこそが素の彼女の姿だったということでしょう。
卒業式を終えて、やっと自分がこの部活を楽しんできたんだと自覚できたモンロー先輩。少し気づくのが遅かった?帰り道の涙は、そんなちょっとした後悔も含まれていたのかもしれません。
でも人間関係は続きます。彼女には自分をリスペクトしてくれる後輩がいて、語り合える親友もできた。彼女たちの姿を見れば、モンロー先輩もきっと、自分の高校生活はあれでよかった、と思えるのではないでしょうか。だとしたら、とても素晴らしいことだと思います。
人間関係に器用すぎるのも複雑……素のすずの笑顔が見たい
最後に、すず。
以前も触れたように、彼女は作中でも屈指のコミュ力の持ち主です。誰とでも仲良くなれるし、場に溶け込める。それはすごい能力です。
でもそんな彼女だからこそ、伝えられないこともあった。それが、みさへの自分の想いでした。
作中、すずがみさに強く憧れているのは何度か描かれていました。とはいえ、それは美少女好きといういつもの性格の延長の1つ……と思っていた視聴者の方も多かったと思います。

TVアニメ「恋する小惑星」公式ツイッターアカウントより画像引用
でも実は、そういうものを越えるレベルで憧れを抱いていた。
しかしそれをすずは上手く隠していた。
仮に美景がすずの立場なら、ある意味もっとわかりやすく態度に出ていたことでしょう。でもすずはコミュ力によって自分の気持ちをうまく隠して空気を壊さない技術を持っている。それって、いいことなのか、悪いことなのか……改めて考えると、ちょっと複雑な気分になります。
そんなすずですが、最後は本命のチョコレートを持ってみさに気持ちを伝えることができました。
みさがどんな答えをすずに伝えたのか?それは作中だけだと分かりません。いろいろな想像が膨らむシーンですね。
でもそうしたシチュエーションを作るための後押しをしてくれたのは美景でした。
チョコレート作りのシーンは美景とすずという、これまでにない組み合わせ。ある意味、作中でコミュ力最低ランク(失礼!)な美景とコミュ力最高のすず、という激しいギャップの組み合わせでもあります。
しかしだからこそ、お互いのいいところ、足りないところに気づけたのかもしれません。そう思うと、とても興味深い組み合わせだったと言えましょう。
さまざまな人間模様が楽しめるのが本作の魅力だ
本作はみらやあお、美景といの先輩、モンロー先輩と美景といった安定の人間関係をベースにしつつ、たまに意外な組み合わせをすることで普段の様子から一歩踏み込んだ心情描写が見られるのがとても印象的です。そんなところが、本作が単なる日常系作品にとどまらない魅力を放っている理由なのかもしれません。
一粒で二度美味しい、ではないですが、さまざまな角度からキャラクターを捉えられる、とてもよい作品だと思います!

















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