「弱キャラ友崎くん」 6話 感想 ~ リア充なみなみの抱える悩みとは?

©屋久ユウキ・小学館/「弱キャラ友崎くん」製作委員会

第5話の記事に書いたとおり、実は第5話より先に第6話を見てしまい、しかも記事まで全部書きあげておりました。なので、ここはそれを微調整すればいいのですごく楽(笑)

初見した際は、なんで急に生徒会選挙なんだ?と思いましたが、第5話のラストでそういう話があったのですね。とはいえ、第5話のラストで立候補を募集するシーンも十分に急だったような……。

何にせよ、葵とみなみの対決となった生徒会選挙がどうなるのか、見ていきましょう!

※アイキャッチ画像ならびに本文中の画像は、©屋久ユウキ・小学館/「弱キャラ友崎くん」製作委員会様公式HPより引用しています。

目標は同じ、打倒葵!文也とみなみが共同戦線!

第6話のストーリーまとめ!

生徒会選挙に立候補した葵とみなみ。そこで文也は葵から、みなみの推薦人になるよう指示されます。会話力の高いみなみと一緒にいることで、コミュ力を高めよとのこと。

しかしみなみは、文也はちょっと頼りないということで別の人を推薦人にしてしまいます。ですが文也も諦めません。表に出る推薦人ではなく、影でサポートするブレーンを買って出ます。文也の知恵や文章力を認めたみなみは、これを受け入れるのでした。

打倒葵のために、仲間を増やす2人!
©屋久ユウキ・小学館/「弱キャラ友崎くん」製作委員会

みなみというキャラクターをサポートして葵に勝ちたい……文也はそう思っていました。でも、葵に勝ちたいのはみなみも同じだったのです

運動も勉強もできるみなみですが、葵にだけは勝てない。2位じゃ誰の記憶にも残らない、だから彼女に勝ちたい……実はそんな気持ちを持っていたのです。

目的が同じだったと知った2人は、共に票固めに走ります。葵から教わったテクを存分に使い、準備を着々と進める文也。2人は果たして、葵を倒すことができるのか?

第5話はここで終わります。

他人に勝ちたい、勝てない……勝つって、何?

第6話の名ゼリフ・迷ゼリフ!

けど、私には勝てない(葵)

みなみが立候補すると知って、文也を推薦人にしようとした葵。そんな大役を背負って自分のせいで負けたら……という文也に対し、葵はこのように言いました。つまり、自分が勝つから推薦人はだれであろうが関係ない、と。

この前段階で、葵はみなみに対し、「尊敬する部分もある」「大切な存在」と言っています。言っていますが、それでも勝つのは自分だと言い切っています。

このセリフはいろいろ複雑で、受け取り方が複数あります。文字通り生徒会長選挙の勝敗も指しているでしょうが、葵の表情的にはそれ以外のことも含まれているように思えます。

みなみには絶対勝つ?葵とその友人の関係が気になります。
©屋久ユウキ・小学館/「弱キャラ友崎くん」製作委員会

自分より下の立場の人間を友達にすれば、ずっと優越感を感じていられる……とは意地の悪い人生のノウハウの1つですが、葵としてはみなみはそういうポジションなのでしょうか。それとも、人生というゲームにおいても努力を重ねてトップを取ってきた葵の自負なのでしょうか。みなみはそこまで考えてやっている感じでもないですから、そんなみなみには負けられない、とも思っているのかもしれません。

葵は文也に対し上から目線な態度を取り続けてきましたが、まぁ文也はアタファミ以外は雑魚なので、それも無理からぬこと。ただ、もしかしたら他の友人に対してもそうなのかな?と思える一幕でした。

また逆に、そうした本音を文也なら明かせるとも思っていることでもあり、葵と文也の関係がかなり深まってきていることを示すシーンとも言えるかもしれません。

自分が変わりたいとか。私も同じ気持ちはあるから(風香)

みなみの立候補が話に上った文也と風香。彼女はなぜ立候補したのか?風香はその理由として、このセリフを口にしました。

普通は、文也のように「友人にも恵まれて不自由なく学校生活を送っているみみみは現状に満足している」と思うもの。そんな中で、そこまでみなみと交流がないと思われる風香が、そうではないと気づいたのは、見事な洞察力です。

思えば風香は、文也の細かい動きにもよく気がついていました。他人を観察する力が優れているのかもしれませんね。

なおこのセリフに対し、文也は「菊池も変わりたいと思っているのか?」と問いかけ、風香は大いに恥ずかしがります。おいおい、メチャメチャ可愛すぎんだろ!と文也ならずとも思ってしまうシーンです(すみません、私は結構風香推しです)。

風香はどんな風に変わりたいと思っているのか?リア充になりたいと思っているとは思えませんが、もっと積極的になりたい、と思っていたとしても不思議ではないでしょう。彼女の動向にも注目したいところです。

2番目に高い山はなんでしょう?(みなみ)

選挙活動後に公園で2人、話し込んだ文也とみなみ。なぜ生徒会長に立候補したのか?という文也の問いかけに対し、このクイズを出しました。

答えは作中出てくるとおり、北岳です。山梨県の南アルプスにある山で、標高は3,193m。山頂に高山植物が咲き誇る「お花畑」が登山ファンには有名です。

夕暮れの中、普段元気なみなみがしおらしく話すシーンは印象的でした。
©屋久ユウキ・小学館/「弱キャラ友崎くん」製作委員会

が、もっと有名なのはこの問いかけでしょう。企業のセミナーなどでもこの問いかけはよく用いられます。作中の文也同様答えに詰まったところで講師がドヤ顔で北岳の名前を口にして、2位では印象に残らないから1位を取ることが大切なのです!と説明するのがお決まりです。

おそらく視聴者の方も、登山ファンや以前この質問を受けたことがある人以外、北岳の名前が出てきた人は少なかったのでは?ぜひ今後、何かの機会に誰かに同じ質問をしてドヤ顔してみましょう(笑)

このセリフを口にしたみなみの気持ちについては、考察パートでも考えていきます。

1番でいたい、仲間と一緒がいい……複雑な人の心

2位では我慢できない、それが人間

もう10年以上前になりましたが、「2位じゃダメなんですか?」と質問した政治家が大いに話題になりました。未だに話のネタにされることもあります。あれは研究界の話でしたが、2位では表に出ることができないというのはどこの世界でも同じではないかと思います。

運動でも勉強でも、葵に負けて2位になってきたみなみ。ていうか彼女、勉強もできるんですね……キャラクター的に勉強はそれなり以下かと勝手に思っていましたが、これは意外。ちょっと失礼、かな?

悩みがなさそうに見えて、実はいろいろ悩んでいるみなみ。
©屋久ユウキ・小学館/「弱キャラ友崎くん」製作委員会

みなみは学校内でも友人が多く、いつも明るく振る舞っています。恋人がいるかどうかはここまででは分かりませんが、傍から見ればとても楽しい学校生活を送っている、まさにリア充です。文也でなくても、何の不満もあるようには見せません。

しかし人間、そんなに簡単にはできていないもの。「隣の芝生は青い」とはよくいいますが、自分の持っていないものを求めてしまうのは必然であり、それはみなみも同じだった、ということですね。

ゲームは仲間と一緒にプレイしてこそ楽しい?

以前どこかの記事で、起業して成功し、その会社を売却してアーリーリタイアした人の話を読みました。生活には何の苦労もなく、高級マンションに住むその人はしかし、その生活が退屈で面白くないと言っていました。そして1番充実感があったのは、会社を大きくするため仲間や社員たちと頑張ったときだったとも言います。

目標を打ち立て、その目標に向かって努力する。これは作中でも文也が言ったゲーマーとしての醍醐味ですが、そこに仲間が加わればより面白くなるもの

2人にとって、今が一番楽しい瞬間?かも?
©屋久ユウキ・小学館/「弱キャラ友崎くん」製作委員会

文也という思わぬ頭脳を得て、1位を目指したいみなみ。また、強キャラであるみなみをアシストし、師匠である葵を倒したいという文也。彼らの目標は現時点で完全に合致しており、しかもそのための作戦もまずまずうまく行っている。

もしかしたら2人にとって1番楽しいのは、1番を目指すために仲間とともに努力をしているこの瞬間なのかもしれません。

果たして強敵の葵は倒せるのか?
それとも、葵の言う通りみなみは葵には勝てないのか?

第7話を注目したいところです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です