「推しが武道館いってくれたら死ぬ」 8話 感想 ~ クリスマスライブで事件発生?!えりぴよ、舞菜の窮地を救う!

©平尾アウリ・徳間書店/推し武道製作委員会

人気投票編が終わり、通常モードに戻ったChamJam。世間はもうすぐクリスマス。えりぴよたちファンもクリスマスライブに胸を躍らせます!
しかし、人気投票を引きずっているメンバーもいるようで……?

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空音を睨む文の視線。それに対し空音は……

スキャンダル疑惑が尾を引く空音

冒頭いきなり、空音が大変、と叫ぶ基。

しかしえりぴよは、そんな基の話を奪って、ブログの写真に男がいないか不安で仕方ないと語り出します。いやはや、いつもながら他人の推しには興味がないようで……

ブログの写真が気になって仕方ない!と不安に陥るえりぴよ。舞菜の性格的には男性と交際するのはなかなか難しそうですが……いや、だからこそ強引に押されればなにかある?
【公式】FOD(雑誌も動画も見放題)様Twitterより引用

なにが大変なのか、とくまさが話を戻すと、先日基がプレゼントしたパーカーが、実はペアルック用で、SNS上のファンは「これも男ができたサインか?」と勘ぐっていたようで。

するとえりぴよ、基もその服を買ってペアルックすれば?と提案します。

その提案に速攻で乗る基でしたが……他の空音推しも同じことを考えていたのか、その日のライブ会場には青いパーカーのファンがいっぱい(笑)ファンが急減したと思われた空音ですが、やっぱりまだまだファンはついているようです。

会場はペアルックだらけ。基、気まずい思いをすることに。
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一方の空音本人は、このことを相当気にしています。エゴサして悪い話を見て落ち込む……これは神経がくたびれてしまうパターンです。

さらに空音は、SNSの書き込みの中に、空音と文の不仲説があることも発見してしまいます。
これにはちょっと怒った空音。文に直接「私のこと嫌いでもいいけど、私たちは見られているんだから、仲良くしてみせなきゃいけない」と注意します。

これを聞いた文、バイト先のメイドカフェで自分の推しに「男の噂のある空音より自分が順位が低いなんて意味分かんない」と言っていたことを思い出します。あれを聞いていた2人は、えりぴよについてもあることないこと言っていました。なんと口の軽い。

なんにせよ、思い当たる節のある文は、空音の注意になにも言い返せません

ステージ上で堂々と仲良しアピールをする空音を見上げた文。これはプロだと認めざるを得ません。
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そんな文に対し、笑顔で「今日もライブ頑張りましょう」と言い、かつステージ上でも仲良しアピールをする空音。完全に、アイドルとして一枚上手なのは空音です。

文はそんな空音に困惑しつつ、これはプロだと認めざるを得ませんでした

自分が舞菜をオシャレにする!えりぴよ、聖夜に向けた大作戦

作中では、もうすぐクリスマス。しかしオタクにクリスマスの予定なんてあるはずがない……

ですが!クリスマスにはChamJamのライブがあります!そう、ドルオタやってればクリスマスは好きな人と過ごせる!
来年も再来年も、クリスマスは舞菜と一緒だ!と盛り上がるえりぴよ。

ただ気になるのは、昨年のクリスマスライブでは、舞菜だけサンタコスをしていなかったこと。きっと恥ずかしかったからでしょう、と予想する基。

自分が頑張れば舞菜が可愛くなって人気が出る!そう考えればえりぴよはいくらでも頑張れる!
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しかしえりぴよはただでは起きないオタクです
昨年舞菜がサンタコスをしていなかったのは、お金がなかったから。ここで舞菜のCDを大量に積んで収入を増やし、そのお金でオシャレをして一気に可愛い子としてアピールしてくれれば……!そのためにバイトを頑張ろう!と張り切るのです。どこまでもプラス思考のえりぴよです(笑)

シーン変わってライブ後の握手会。
優佳は初めて並んだファンに「優佳はバカだから、いっぱい来てくれたら覚えるよ」とグイグイとアピールします。天然なのか、狙っているのか……なんにせよこれが優佳が躍進した理由でしょう。

それを影から見たゆめ莉、文、舞菜の後列組。ああいうアピールは無理……と舞菜は苦笑いします。

文もそれを見て思うことがあったのでしょう
暗い廊下で1人、考え込んでしまいます。

優佳の積極対応を見て尻込みする舞菜。文もそれには感じるものがあったようで……
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そこに空音が通りかかります。文は目をそらします。

ずっとアイドルになりたかった文。アイドルとして人気が出る自信もあった。
なのになんとなく加入した空音のほうが人気があるし、運営からも信頼されているし、ファンへの対応も素晴らしい。そんな空音に負けている自分が納得いかない……文は空音に、遠回しにそのことを言います。

すると空音、ここで神対応!
文の手を握り、「私にしかできない対応じゃない」と言った後、目を見つめて「ずっと好きでいてほしいな」と言います。

一瞬ドキドキする文。これが空音の神対応か……!
さすがに空音の実力を認めた文。「ケンカしてたわけじゃない」と素直じゃないながらも、空音に白旗を揚げることになりました。

えりぴよのために!舞菜、サンタコスを決意

一方のえりぴよと舞菜。特にイベントもないのに大量積みしたえりぴよに、舞菜は少し戸惑います。
いや、戸惑っているのはえりぴよの格好か……うなぎ屋の前掛けにコックコート、頭には工事現場のヘルメット、右手には浮き輪……えりぴよがさまざまなバイトを頑張っている証なのでしょうが、あまりにも珍妙すぎる格好です(笑)

もっとも舞菜のために頑張っているというのもキモい……と考えたえりぴよは、「私の未来に舞菜ちゃんがいて欲しい」と言います。来年も再来年もクリスマスは一緒にいて欲しい、可愛い服も来て欲しい、とも。

そこで時間が切れて、舞菜はちゃんと返事をできませんでした。
ですが、考えるところはあったようです

去年は恥ずかしくてサンタコスを着られなかった舞菜。でも今年はえりぴよのためにコス着用を決意!
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れおを誘って、サンタコスを買いに来た舞菜。クリスマスはいろいろな予定があるはずなのに、ライブに足を運んでくれるファンのため……いや、えりぴよのため、去年は恥ずかしくて着られなかった(ここは基の予想が的中ですね)サンタコスを着ることを決めたのです。
そんな去年より少し成長した後輩の姿を、れおは嬉しそうに見つめるのでした。

一方のえりぴよは、サンタコスコーナーでコスチュームを見ながら、舞菜が着るイメトレをして、当日鼻血を出さないように対策を……って、相変わらずなにをしているのか(笑)

ただ、そこにあったトナカイの被り物が気になったようで……?

クリスマスライブで大事件!しかしえりぴよが大活躍!

聖夜の岡山に暗雲が……?

そしてクリスマス当日。浮かれるカップルが大挙する岡山駅前に、3人組が集合します。イブに好きな人と一緒なんて付き合ってるも同然、今日はデートだ!と前向きすぎる解釈をして張り切っています(笑)

ただどうやら悪天候の予感……まぁ会場は地下だし関係ないのでは、とくまさと基は言いますが……。
えりぴよの予感が当たり、ライブ開始前には大雨が降ってきてしまいます。

そして始まるクリスマスライブ!
サンタコスに身を包んだChamJamの面々に、ファンは大喜び!えりぴよも舞菜のサンタコスに目を奪われます。これは盛り上がる期待しかない!

ですが、そこで事件が起きます。
落雷が岡山市街を襲い、大規模な停電が発生
ライブ会場も、電気が落ちてしまいます。地下だから真っ暗に。

これにはメンバーも動揺します。
リーダーのれおも一瞬、戸惑い立ち尽くすしかありません。

しかしそこでえりぴよが神対応!
あのトナカイの被り物、鼻が光る仕組みになっていたのです。
鼻のライトを照らし、舞菜を始めとしたメンバーに闇雲に動かないよう指示。まずは落ち着かせた上で、メンバーの安全を確保します。

そのうえで、ファンに向かってペンライトを金色にし、出口まで道を作って照らすよう指示をします。その手があったか!と皆がそれに従い、出口までの真っ直ぐな道が照らされました!

その道を、一番明るいトナカイライトを持っているえりぴよの誘導に従い、整然と退場するメンバー。

後ろの様子を見たときに、舞菜と目があったえりぴよ。初めて舞菜の役に立った気がする、と胸を張ります!

一方の舞菜も、頼もしいそのえりぴよの背中を見つめながら思います。
この先自分の世界が真っ暗になっても、えりぴよの光があれば歩いて行ける……きっとこの景色を忘れない、と!

舞菜にとって、忘れられない一夜に!

停電が復旧しない暗がりの中、チェキ撮影会が始まります。

自分たちを救ってくれたえりぴよに、笑顔を向ける舞菜。
改めてえりぴよの存在をありがたく思った彼女は、勇気を出して一歩踏み出し、チェキ撮影の際にえりぴよの直ぐ側に立ちます!

さらに最後の挨拶では、れおに促され、「来年も再来年もみんなと一緒にクリスマスを過ごしたい」としっかりと言います。もちろん、心の中ではえりぴよのことを思いつつ

ハプニングいっぱいだったものの、充実したクリスマスを過ごしたえりぴよ!
もっとも、撮影したチェキはトナカイライトの逆光でえりぴよの顔が見えず……(笑)いつもより残念だ、と内心思うくまさと基。でもえりぴよにとっては、最高の一枚になりました!

雨が雪に変わり、ホワイトクリスマスになった岡山市街。実際には、太平洋側の地域でクリスマスに雪が降ることは少ないですが、いい演出です!
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そんな奇跡が起きたクリスマスの日、岡山市街は雨が雪に変わりました。
舞菜はそこで思います。えりぴよの世界が真っ暗になったら、私が照らしてあげたい、と。

第8話はここで終わります。

えりぴよのバイト経験が、ChamJamを救った!

警備員になるには、研修が必要なのです

すごい展開を見せた第8話!
えりぴよ、停電の中で大活躍を見せました!

えりぴよは謙遜していますが、これはきっと、警備員のアルバイトをしていたおかげでしょう。

警備員になる際は、短期であっても一定の研修を受けなければならないと法律で厳しく定められています。その研修の中には、避難誘導の項目もあります。その経験が生きたということですね!

深夜、しかも晩秋の警備業務はキツいものがあります。フラフラになって怪我をするほどに働いてきたえりぴよ。その経験が舞菜の危機を救いました!
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えりぴよの存在感が、ChamJamの危機を救った

また、えりぴよが舞菜の、そしてChamJamでもトップクラスのオタであったことも幸いしたと思います。

ファンは良くも悪くも、いや普段はどちらかというと悪い方に、えりぴよの存在感を認めています。常連なら彼女のことを知らないファンはいない。こういう緊急時は、TOの発言に重みが出るもの。普段はえりぴよのことを良く思っていないファンも、今日ばかりは頼もしく思ったことでしょう。

そしてメンバーもまた、えりぴよのことを知っています。第5話の文の反応を見る限り、名前まで覚えているかどうかはメンバーによってまちまちみたいですが、なんにせよ存在はメンバー全員が知っている
人間、知っている人の指示なら従いやすいもの。それが整然とした退場に一役買ったのではないかと思います。

不特定多数の人が集まるライブ会場でのトラブルは、重大な二次被害に繋がりかねません

動揺したファンが出口に殺到して将棋倒し、みたいなケースは十分に考えられます。混乱したメンバーがステージ上で闇雲に動いて転倒し怪我、なんてこともあり得るでしょう。そうなれば、ChamJamは悪い意味で注目されてしまうことになり、解散に向かって一直線です。

えりぴよの行動は、メンバーを、ファンを、そしてChamJamをも救ったのです!

普段はアレなえりぴよですが(笑)、今日ばかりは大殊勲!拍手です!!

横道にそれますが、金一色に染まった会場を見て、これを思い出しました。μ’s、Snow halationです。白のペンライトからサビの部分で一斉にウルトラオレンジに変える演出が鳥肌モノの名物曲でした。

文よ、ここからアイドルとして高みを目指せ!

文が睨んでいるのは空音ではなく、不甲斐ない自分自身

第8話では、文と空音のガチンコ対決も息を飲むものがありました。

アイドルグループには、不仲という噂がつきまとうもの。ちょっとした言動や仕草から「もしかしてあの子とあの子は不仲?」みたいなことを勘ぐるファンは少なくありません。そしてそういう話題は人々の耳目を集めやすく、噂が独り歩きすることも。

実際問題、アイドルグループの間にそうした人間関係の問題はあるのか、どうか?

噂の域を出ない話は山のようにありますし、そこから実際に事件が起きてしまったと思われるものもあります。人間、3人いれば派閥ができると言います。多人数がいれば好き嫌いから逃れることはできない……それはアイドルグループも同じなのではないかと予想されます。

ChamJamに話を戻すと、文は確かに空音のことを良く思っていないようです。
とはいえ、これは空音自身についてどう、というよりは、人気がパッとしない自分に対する苛立ちのほうが大きいように思われます。

小さいときから可愛いと言われていたはずの文。しかし可愛いだけで人気が出ればアイドルなんて苦労しない。文はその壁にぶち当たり、苦しみ、空音に八つ当たりしているのだと思います。
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文はアイドルに憧れていました。アイドルとしてやっていく自信もあったと言っています。実際文は可愛いですし、きっと小さいときから今まで、周りに可愛いと言われてきたことでしょう。

しかし、可愛いと言われ続けた自分が、いざアイドルになってみると、いまいち人気が出ない。いろいろやっているはずなのに、人気投票でも6位だった。スキャンダルが噂される空音よりも下位なんて……文からすれば、今の立場は全く納得がいかないものでしょう。

これは、エリートスポーツ選手に似た心境かと思います。小さい頃から野球やサッカーが天才的に上手く、試合ではいつもレギュラーでエース。周囲も神童ともてはやす。ずっと褒められれば、自分より上手いやつなんていない、と思うのは当然のことです。

しかし一流スポーツ校やプロといった上のカテゴリでは、実は自分と同じ、いや自分以上の実力の選手はいくらでもいることを知る。ずっとレギュラーだったのにベンチを温める日々に納得がいかず、ふて腐れてそのまま消えていく……そういう話はいくらでもあります。

プロ意識高い空音と、自分のことばかりの文。ここから自分を見つめ直せ!

一方の空音は、そんな文を見て苛立ちを覚えつつも、あくまでプロとしての立場を崩しません。人間として好き嫌いというレベルで話をする文と同じ土俵に立たず、格の違いを見せつけています。

これはきっと、れおの教えが大きいのでしょう。れおをアイドルの理想像としてリスペクトしてきた空音。れおの言葉から、態度から「アイドルとはなにか」を教わり、それを実践してきました。文に対する「私にしかできない対応じゃない」というセリフからは、努力してきたんだという自負も伺えます。

そんな空音に対し、第7話で見たようにれおは全幅の信頼を寄せています。きっと運営もファンも、そうした空音のプロ意識を認めているからこそNo2として起用し続け、握手の列に並んだに違いありません。自分のことしか考えていない文とは、次元が違う場所にいるのです。

れおを見習いプロ意識高くアイドルに取り組んできた空音。文が彼女の姿を見て、自分を見つめ直すきっかけになることを祈ります。
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空音の実力をまざまざと見せつけられ、敗北を認めた文。
空音にあって自分にないものはなにか?
アイドルとして自分に欠けているものはなんなのか?

ここまで来ると、そうしたことを考えざるを得ないでしょう。

人間、自分の欠点を見つめることはなかなか難しい。つい、人のせいにしてしまうもの。

文はまだ16歳で最年少。自分と向き合うにはまだまだ若い
一連のいざこざを自分を見つめるきっかけとしたならば、文は、そしてChamJamは、また1つ大きくなるはずです!

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